浄化の課題

浄化の課題 | カレスティア
魂の浄化のために、現世界への再生が必要だと考えたスピリットは「再生の計画」をたてます。
そして、まず最初にやることは、自分の魂のどの部分を浄化するのか、「浄化の課題」を決めることです。

たとえば、他人の気持ちをくみとることができないとか、自己中心的な考え方をするとか、そういった弱点を1つか、多くてもせいぜい2つを選びます。

魂にたくさんの汚れがついているにもかかわらず、「浄化の課題」として多くを選びません。
なぜかというと、たくさんの浄化を望むと、それだけ人生が厳しいものになってしまい、負けてしまう可能性が高くなるからです。

「浄化の課題」が決まったら、浄化実現のために、さらに綿密な計画を立てます。

多くの場合、若い頃は、過去生で積み上げてきた性格をあえて、そのまま出るようにします。たとえば、他人の気持ちもわからず勝手なことを言ったり、自分さえ良ければいいというように、本能のままに振る舞い、それを制止させません。

そして、それは良くないことなんだと気づくために、疎(うと)んぜられて寂しい思いをしたり、大失敗をするといった「仕掛け」を用意します。

この「仕掛け」が発動したときに、自分の誤りに気づき、人生をかけて、生き方や考え方を修正し続けることができれば、それで「浄化の課題」は達成したことになります。

しかし、それほどうまくいくものではありません。

1回目の「仕掛け」で気づかない場合は、2回目の「仕掛け」。
それでも気づかない場合は3回目、というように複数の「仕掛け」を用意しています。

もちろん、「仕掛け」を用意したのは自分自身です。
そして、気がついて欲しい、改めて欲しい、という思いを込めて、回を重ねるごとにより深刻で、厳しい体験をするようになっています。

自分が今、苦しく辛い状況であるのなら、今までに多くの「仕掛け」に気がつかず、改心の機会を落としてきたのかもしれません。そういったときは、自分の指導霊にどうしたら良いのかを尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。

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