自己愛の原因

自己愛・ハート石

ハート石

なにを自己愛と呼ぶのか、なぜ自己愛がおこるのか、これを把握することはとても大切なことです。

自己愛とは、端的にいえば「自分さえよければ良い。人のことはどうでも良い」ということだと思います。
自己愛がおこる理由ですが、これは「肉体があるがゆえの生存本能」としているものが多いと私は考えています。

「自分さえよければ良い。人のことはどうでも良い」は、すぐにご理解いただけると思います。

では、「肉体があるがゆえの生存本能」に起因するとは、なんでしょうか?
もう少し詳しく説明したいと思います。

それは、現世に生きている限り、わたしたちは肉体を無視することはできません。
肉体を養なわないと、やがて衰え、死に至ってしまうからです。
・・・死といっても、肉体の死であって、魂は死にませんが。。。

人類は、長い長い間、飢餓を経験してきて、いつも死と隣り合わせでした。
日本をみても、飢えから解放されたのは、ごく最近のことです。
世界中には、まだ飢えから解放されていない国もたくさんあります。

この「肉体を守らないと生きていけない」という危機感が、私たちの記憶に刻み込まれ、たくさんの自己愛を生み出している、と私は考えます。

・欲しい物は全て欲しい
・残り少ないものはとりあえず確保する
・人と分け合うなんて、思いもつかない
・人のことよりはまず自分

どうでしょうか?
これらの欲望=自己愛は、飢餓感が遠因としていると感じませんか?

「肉体をもっている限り、永遠に自己愛との戦いである」と私は考えています。

現世で自己愛を手放す努力を最後の最後まで続けること。
それができて初めて、魂だけの霊界にいったとき、自己愛からはじめて開放されるのでは?とさえ考えています。

次回は、どうしたら隣人愛に生きられるのか?について、書かせていただこうと思います。

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