現世界と霊界の喜びと悲しみ

現世界と霊界の喜びと悲しみ | カレスティア

スイカズラが咲きました。甘く濃厚な香りがただよっています。

赤ちゃんが生まれると、新しい家族の誕生を祝い、喜びに満ちあふれます。
家族が他界すると、別れがつらく、悲しみにくれます。

人は霊界と現世界を行ったり来たりして、再生を繰り返しています。
ということは、現世界の誕生は霊界での別れであり、現世界の他界は霊界での帰還ということになります。

ここで素朴な疑問が出てくるのですが、現世界で誕生を祝っている時には霊界では悲しんでいて、現世界で別れを惜しんでいる時には、霊界ではお祝いをしているのでしょうか?

正解は「その通り」です。

随分と前になるのですが、眠りから覚めようと、ウトウトとしていた時に他界した母から「○○さんが、もうすぐ霊界にやって来るの。そのため霊界では、歓迎パーティーの準備で大忙しなの!」と言われました。

母は外国名の姓のみで、名を言わなかったことと、眠気の残るはっきりしない頭で「○○って、誰?」と思っていました。

このことがあった、さらに翌日、何気なく開いた新聞にその人の死亡記事を見つけました。そして、「ああ、このことだったのか!」と納得しました。
その人は現代スピリチュアリズムの浸透に大きく貢献をした、とあるアメリカ人だったのです。

このように、他界したことにより、現世界で家族が悲嘆に暮れる中、霊界では親交のあったスピリットたちが再会を心待ちにして、ワクワクしているのです。

それでは、現世界での誕生はどうでしょうか。

現世界に生まれることを決意したスピリットは、日頃お世話になっているスピリットや仲良くしているスピリット達に別れを告げて惜しみあいます。この時が霊界での悲しみの時になります。

その後、そのスピリットは、今までいた界を離れ、現世界に生まれる準備のための特別な界へと移動し、再生の準備を整えていきます。

まとめますと、誕生の時も、他界の時も、それぞれに時間的な差はありますが、現世界の人々がお祝いをしているときが霊界の悲しみの時であり、現世界の人々が悲しんでいるときが、霊界の喜びの時なのです。

いつまでも悲しみにくれていないで、もうそろそろ区切りをつけたい。
そう思ったときは、ミディアムシップで、他界した大切な方とお話をしてみてはいかがでしょうか。元気に過ごしていることを知って、悲しみも癒されるかもしれません。

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