地獄はあるか

地獄はあるか | カレスティア

前回のブログで「他界しても審判者はいないし、裁かれない」ということを書きました。

それでは、世間でよく言われている地獄というものは存在するのでしょうか。
結論を先に言いますと霊界のどこを探しても地獄はありません。しかし、まるで「地獄のようなところ」はあります。

「地獄のようなところ」とはどういう意味かというと、はたから見るとまるで地獄のように見える界があるのです。

もう少し詳しく説明します。

私たちは他界したあとすぐに霊界には行くのではありません。まず最初にパラダイスと呼ばれている病院のようなところに行きます。ここで、現世界での苦しみや痛みを癒したのち、霊界へと移動します。

最初に行く霊界は霊格が高い者も低い者も一緒にいます。つまり、私たちが住む世界と同じような状態です。この界はスピリットたちが霊界に慣れることを主な目的としていて、あまり長居はしません。

ある一定の期間が過ぎると、別の界へと移動するのですが、このとき同じ考え方、同じ波動(霊格)を持った者同士が集まる「親和性の法則」が働きます。

界の移動は1回だけでなく、何回か行われ、そのたびにより親和性の法則が色濃く反映され、純度が高まり、さらに似た者同士の社会へと移り住んでいきます。つまり、この移動の度に、霊格が低い者たちは、その特性に従って、だまし合い、奪い合い、自堕落でより享楽的な界へと移り住んで行くのです。

しかし彼らは地獄のようなところだとは少しも思っていません。より居心地の良い方へ、良い方へと移っているのです。

このとき、より自堕落な世界へと移り住んで行くCさんを見て、Bさんは「みんなが争っていて地獄のようだ。なぜそんなところへ行くのだろう」と思い「私がいる界は人情味にあふれ、居心地がよいのに」と思ったとします。
しかし、別の界にいるAさんは「Bさんのいる界はまるで地獄のようだ」と思うのです。

つまり、地獄のようなところとは「絶対的ではなく、相対的な存在」なのです。
霊界にはこういった界が、上にも下にも無限に存在しているのです。

自分の生き方はこれでよいのだろうか?
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