原因不明の因果律

原因不明の因果律 | カレスティア

一見、ウメの花のようですが、アンズの花です。鮮やかなピンク色をしています。

この世の全ての出来事には因果律が働いています。
つまり、何かが起きたときには、そこには必ず原因があります。

今日は単独ではなく、相手のある事故について考えてみましょう。

事故が起きてしまった理由には
・不注意だった
・あわてていた
・イライラしていた
・ぼんやりしていた
など、必ず原因があります(熟考すれば、原因の元となった真因に気づくはずです)。

原因が自分にある場合は「自分が悪いのだから仕方がない」と思うこともできますが、どう考えても自分に非がない場合は、なかなか納得がいきません。
「なぜ、私がこんな目に合わなくてはいけないのか」と、被害者意識が気持ちを支配してしまい、事故に理由や意味を見出すことがなかなかできません。
そして「この世はなんて不条理なのか」と嘆き悲しむことになってしまいます。

因果律を理解する難しさのひとつに、原因が今世にあるとは限らないというのがあります。あまりにも相手の一方的な過失による事故の場合は、その原因が過去生にある場合もあるのです。

事故を発生させた相手を過去生であなたが傷つけ、お互いに憎しみ合っていたのかもしれません。そして今世で、あなたが逆に傷つけられ、その痛みを体験する。そして、憎しみに打ち勝ち、相手を許すことを求めているのかもしれません。

ここまで複雑になると、単に因果律だけではなく、霊界でお互いに決めた再生の計画もからんでしまい、原因がより一層わかりにくくなっています。

いずれにせよ、事故が起きた時にその原因を注意深く探すことが大切です。どうしても原因が見つからない場合は、その事故から何を学ぶべきなのか、どうすべきなのかを考える必要があります。

「どうして私がこんな目に合わなくてはいけないのか」
と思った時には、その本当の理由について、ご自身のスピリットガイド(指導霊)に尋ねてみませんか。

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