肉体と魂

肉体と魂 | カレスティア

ハナトラノオ

日本人であれば「魂」という言葉を日常的によく使います。

ところで、魂と肉体は同じなのでしょうか?それとも違うのでしょうか?
そして魂と肉体、どちらを重視すべきなのでしょうか?

今日は魂と肉体の関係を車とドライバーの例をあげて説明したいと思います。

仮に2台のスポーツカーがあったとします。
どちらも同じような性能で、差はほとんどありません。

その1台をF1ドライバーが運転し、もう1台を車庫入れもおぼつかない初心者が運転するとします。そして、サーキットを走って、どちらが早いかを競争します。やる前から結果はわかりますよね。

もう一つ例をあげます。

同じ型式の車が2台あります。
1台を常識をわきまえた人が運転し、もう1台を荒くれ者が運転します。

常識をわきまえた人は黄色信号でもちゃんと止まり、狭い道で歩行者がいたら速度を落として、事故が起きないように配慮して運転します。
一方、荒くれ者は、黄色で止まるなんてしませんし、道も譲りません。窓からゴミをポイ捨てするなんて日常茶飯事です。

車の良し悪しよりも、誰がどういった思いで運転するかの方がはるかに大切だということは誰でも納得していただけると思います。

人生は、車に乗っているドライバーにたとえるとわかりわかりやすいと思います。この世に生きている間はずっと運転中。車から出るのは死んだ時。そう考えてみてください。

外からよく見えるのは車(肉体)。
ドライバー(魂)は車の中に入っていて、外からはよく見えません。

運転中(生きている間)は車(肉体)ばかり見えるので、どうしてもよく見える車の方が好まれます。でも実際にどう運転する(人生を生きる)かはドライバー(魂)次第です。

そして、高級車に乗り、ピカピカに磨き上げることに情熱を燃やしていたとしても、死を迎えて、ドライバー(魂)が、車(肉体)から出なくてはいけなくなった時に、頭はボサボサ、無精髭だらけで、顔も洗ったのかどうか怪しく、歩き出したらヨタヨタ。
これでは困ったものです。

車(肉体)はどうでもいいとは言いませんが、何よりも大切なのはドライバー(魂)なのです。そしてもちろん、車とドライバーは同じではありません。

わかりやすいスピリチュアリズム入門講座として、これからしばらく、肉体と魂の関係について書いていこうと思います。

「自分の魂についてもっと知りたい」そう思った時は、スピリチュアルカウンセリングで、指導霊に直接尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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お読みの「スピリチュアリズム講座 入門編」は連載記事です。
次の記事は、「魂は本当にあるのか」
連載最初の記事は「スピリチュアリズムとは何か」です。
ぜひ続けてお読みください。

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