自分のことは、案外わかりにくいものです。しかし、自分のことを好きか嫌いかで尋ねられたら、きっとどちらかに分けることができると思います。
では、どうやって自分自身を好き・嫌いと判断しているのでしょうか。
その境界線は何でしょうか。
自分の良いところを一つ一つ挙げていくと、ものすごい数です。同様に、自分の悪いところを挙げていっても、これもまた、すごい数です。このように自分の良いところ・悪いところの全てを拾い上げて、総合的に自分を好き・嫌いと判断している人はいないと思います。
では、どうやって判断しているのでしょうか。
おそらく、自分の性格の本質的な部分に賛同できるか、賛同できないかによって判断しているのだと思います。
では、性格の「本質的な部分」とは何でしょうか。
それは「人生の課題」ではないでしょうか。
人はこの世に生まれる時に、人生をかけて直したい、変えていきたいと思っている性格上の問題点があります。その人生の課題に対し、どれだけ取り組んでいて、どういう成果が出ているかによって、自分を肯定的にとらえていたり、否定的にとらえて、その結果、自分のことを好き・嫌いと分けているのではないでしょうか。
人生の課題に気づき、それに取り組み、自分の年齢と照らし合わせても順調であると認識している人は「自分はよくやっている」だから、「そんな自分が好き」と感じています。
それに対して、うすうす自分のよくない部分(課題)に気がついてはいるけれども、それを改善する努力ができていない、年齢にふさわしい段階に達していないと感じている人は、「自分はだめだ」と感じ、「そんな自分が嫌い」と感じるているのだと思います。
人生の課題は「本質的」であり、とてもつらく、逃げられるものなら逃げてしまいたく、見て見ぬふりができるのなら、見ないふりをしたくなるものです。
しかし、人生の課題に取り組まない限りは、いつになっても自分のことを好きになれませんし、自分を誉めることができないと思うのです。
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「取り組めている気がしない」「そもそも人生の課題がわからない」という方はスピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に人生の課題について尋ねてみてはいかがでしょうか。
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