人は一人で生きているわけではありません。そして、人とどのように関わっていくかは人生において重要な要素です。しかしながら、常に円満な人間関係を築けるとは限りません。揉め事を起こしてしまうことも時にはあります。
スピリチュアルカウンセリングの相談では「○○とうまくいかなくなってしまった。どうしたら良いのでしょうか。」といった相談が非常に多く寄せられます。
このような相談の場合、指導霊からは相談者自身が気がついていない、揉め事が生じる真の原因、和解への道筋、今後の注意点など、具体的なアドバイスが得られます。
対人関係の相談は、置かれている立場、相手との関係、相談者の性格など、個々の状況が異なります。しかし、指導霊たちが伝えようとしてきたことをまとめると、ある一定の結論にたどり着きます。
それは「人と揉めてはいけない」ということです。
人と揉めてしまったからどうしたら良いかではなく、そもそも揉める事自体が良くないのです。
ただし、誤解のないように付け加えたいことがあります。それは、揉め事にならないように自分の意見を言わなかったり、場の雰囲気に流されてはいけません。
揉め事の原点は「自分と相手との価値観の相違」にあります。
価値観が相手と違ったまま突き進んだり、自分の考えを押し通したりするから揉めるのです。では、どうすれば良いのでしょうか。
それは「自分と相手との価値観の相違を埋める」ことです。
価値観の相違を感じたら、躊躇(ちゅうちょ)することなく、自分の意見を述べることが重要です。ただし、自分の意見を押し通すのではなく、相手の意見をよく聞き、相手の考えを理解する必要があります。
そして、具体的にどこが違っているのかを把握し、その違いをどのように解消するかについて、相手とよく話し合うことが大切です。
これが本来の対処方法です。しかし、お気づきの通り、この方法には時間がかかります。家族や親友といった大切な人との間では、十分に時間をかけることができます。しかし、ご近所さん、ママ友、仕事の同僚との間では、これほどの時間を割くことは難しいかもしれません。
では、どうしたら良いのでしょうか。
それは「しばし放置する」ことが最善策です。自身の意見を述べ、相手の意見を理解し、認識の相違点を具体的に把握した上で、その相違点にはあえて介入しないようにします。そして、その相違点をどのように解消できるかを、時間をかけて模索していくのです。
揉める原因は、価値観に違いがあることを理解していなかったり、どこが違っているのかを把握していなかったり、自身の考えを押し通そうとする姿勢にあると言えます。
揉めることはすなわち「相手を理解しようとする意識の欠如」と「自己中心的な考えと行動」の結果なのです。
人間関係を悪化させてから善後策を考えるよりも、そもそも対立を避けることが重要なのです。
人との関係が円滑に進みませんか?
スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊からアドバイスをもらうことができます。
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