大地震、津波、火山の噴火といった自然災害は世界中で、たびたび発生しています。そういった自然災害は霊界が発する人間社会への警告なのでしょうか。
今日は自然災害と霊界の関係について書きます。
先ほどの結論を先に述べますと、自然災害は霊界からの警告ではありません。すべては因果律によるものです。
地震はプレートの活動によって起こり、津波は海底や海の近くの地震によって発生します。火山の噴火はマグマの活動によって起こります。これらは地球の活動による因果律であり、地球に暮らす人間の所業は関係ありません。
ただし、大地震が起きた時の対策がされていなかったり、津波が起きた時の措置が取られていなかったり、噴火の兆候を見逃したことによって、被害が拡大したのであれば、それは人の無策が因果律に絡んできます。
しかし、自然災害の原因はあくまでも地球の活動です。
人が原因になる災害は、排出ガスの成分を野放しにしたことによって、酸性雨が降ったり、汚水を垂れ流したことにより、水質が悪化するといったことです。
しかし、この場合もあくまでも因果律であり、物理的なものです。霊界は自然災害の発生に介入をしませんし、自然災害を未然に防ぐための行動もしません。
それはいったいなぜなのでしょうか。主に以下の3つことが考えられます。
1つは地球規模の災害を発生させるほどの膨大なエネルギーを霊界が持っていないからです。いくら霊界といえどもそんな力はありません。
2つめは、人間の成長のためです。
人間の行動が原因で自然災害が起きそうなとき、人間が自分たちの過ちに気がつくことができれば、自然災害を未然に防いだり、被害を小さくさせることができます。
もし原因に気がつかず、自然災害が起きてしまったとしても、事後に気づきをもたらすことができます。
3つめ、過酷な状況が魂の浄化のために必要な人たちがいるからです。
平穏な時には見逃していた、自分は人に支えられている、自分には大切な人がいる、手を差し伸べる優しさ、人を信じることの大切さ、自然災害がそういったたくさんのことを気づかせる機会になることもあります。
霊界の視点はとても長期的なので、安全や平穏を優先しているとは限りません。「災いを転じて福と為す」を期待するということも十分にありえるのです。
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