神社に行くと魂は浄化するのか

最近は日本人ばかりでなく、外国人観光客にも御朱印帳の存在が知られるようになり、神社巡りが静かなブームになっています。

ところで、神社に行くと心が研ぎ澄まされたり、鋭敏な感じになったり、逆にぼうっとして、浮世離れをしたような感じを持ったことがありますか?
これって、魂が浄化されたのでしょうか?

結論を先に言うと、神社に行ったからといって、魂が浄化されることはありません。

ではどうして、心が研ぎ澄まされたり、鋭敏になったり、浮世離れをした感じになるのでしょうか。

それは神社が建っている土地に関係しています。

神社はその大小に関わらず、ほぼ全てが特殊な場所に建立されています。

どんな特殊なところかというと、当然のように神聖な土地です。神聖な土地というのは別の見方をすると人には向かない土地です。

神社の境内に入って、心が研ぎすまされる感じを受けたとしても「あまり長居はできないな」とも感じると思います。ましてやそこに家を建てて住んでみたいとは全く思わないはずです。

実は人と神様が住む土地の波動は全く異なるものなのです。

なおかつ、神社は聖域が聖域であり続けるために、さまざまな方法で結界を組んでいます。つまり結界によって、人が住む俗界と聖域を分けているのです。

唯一人が聖域に入ることができる結界は鳥居です。

人は俗界からやってきて、俗なる心持ちのまま鳥居をくぐり、神社の聖域に入ります。この時、ある種の化学反応が起きて、心が研ぎ澄まされたり、鋭敏になったり、浮世離れをした感じを受けます。

いつもとは違う自分を認識して「心が浄化された」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。

お参りが終わって、境内を離れ、鳥居から外へ出れば、またいつもの俗界です。そこには人々の思惑や自身の欲望といったものにまみれています。そして以前と変わらない苦悶(くもん)の繰り返しになるのです。

聖地を訪れることによって、魂が浄化されたような気持ちになったとしても、それはひとときの思い過ごしです。

魂を浄化するためには、俗界で自らを見つめ、自己愛・世間愛といった汚れの一つ一つを脱いでいくしか方法はないのです。

指導霊があなたにか伝えたいことがあるか尋ねてみたいすか?
スピリチュアルカウンセリングで、お客様の指導霊の言葉をお伝えします。
詳しくはホームページをご覧ください。

こちらの記事もよく読まれています
神社仏閣は低級霊がいる場所でもある
パワースポットを選んでみよう


スピリチュアルブログをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメントを残す