さらに上を目指したい、今よりもよくなりたい、そんな思いは誰にでもあると思います。たとえば学生だったら、「将来は○○な生き方をしたい」「○○になりたい」とか、社会人なら、「もっと出世をしたい」「資格をとって転職したい」といったようにです。
今日は「やりたいと思ったことには、障害は必ずついて回る」ということについて書きます。
何かを変えたい、脱したいと思ったら、それは自分のおかれている状況に不満を持っている証拠です。不満を持つなとはいいません。むしろ、上を目指したり、飛躍をすることは素晴らしいことです。
しかし、何かをしようとした時に、物事は思っているほどスムーズには進みません。まず最初に直面する障害は、「無理なんじゃないか」「失敗したらどうする」というように、尻込みをしてしまうことです。つまり、自分自身の決意のブレが最初の障害です。
これを乗り越えると、次に現れる障害は親やパートナーといった家族です。
何かにチャレンジをする時に黙って始める人はあまりいません。不安な気持ちを整理するためにも、家族に相談することが多いでしょう。そのときに、「お前にできるのか」とか、「ただでさえ生活に余裕がないのに」と否定的なことを言われてしまうことがあります。
場合によっては、「パートナーに迷惑がかかるのでは」とか、「子供もいるし」と、家族に相談する前にあきらめてしまうこともあります。
ここまでなんとか切り抜けても、また別な障害がやってきます。
「仕事で疲れて帰ってきて、そのあと勉強をする時間なんてない」とか、「上司に相談したら、いい顔をされなかった」といったように、自分や家族以外、つまり、環境という障害が待ち構えています。
このように何かをやろうとしたときには、障害は必ずついて回るものなのです。
今までの人生で、何度もやりたいことがあったと思います。そして、うまくいかなかったこともいくつかあるのではないでしょうか。そのうまくいかなかったことは、どの時点であきらめてしまったのか、思い出してみてください。すると、いつも同じ障害のときにあきらめていませんか。
たとえば
【実行に移す前にあきらめてしまう人は】
怠惰で、努力を続けることができなくて、失敗を繰り返していることを自分自身が一番よく知っています。そう「自分を信じていません」。
【家族の言動に振り回される人は】
人から何かを言われると気持ちがすぐに揺れてしまいます。なぜなら、熟考し、決意するという意思決定ルートができあがっていないからです。つまり「自分で判断していません」。
【安定が第一と考える人は】
世の中はすべてのものが変化しています。安定などありません。それなのに、安定が一番という幻影を抱き「変化を恐れています」。
【環境が整っていないとあきらめる人は】
自分の努力は棚に置いて、うまくいかなったのは自分以外のせいにする。いつも言い訳を用意しているなど、「なんでも人のせいにしています」
これらはあなたの生き方の癖なのです。この癖が原因で、やりたいと思っていることが達成できないのです。
生き方の癖は現世だけで身についたものではありません。何度も繰り返してきた過去生でに身につけてきたものです。弱点ともいえる生き方の癖をなおし、乗り越えるために私たちは生まれてきたと言っても過言ではありません。
何かをやりたいと思ったら、それは自分の弱点を克服するチャンスです。
「やりたいと思ったことには、障害は必ずついて回る」この言葉を念頭に置いて、粘り強くあきらめないことが大切です。そうすれば必ず自分の弱点を克服し、やりたいと思ったことが現実のものになります。
「自分はやりたいのに、どうも物事がうまく進まない。もしかしてやるなっていうこと?」
そう思ったときは、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊にうまくいかない原因と対策を尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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