人には必ず指導霊がいます。人がたくさん集まっているときは、その数と同じくらいの指導霊もいるということになります。
さて、ここで少し疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。私たちは何かの集まりがあったとき、そこにいる参加者と会話をしますが、指導霊同士も同じように会話をしているのだろうか、と。
結論を先に言いますと、ほとんどの指導霊は自分の担当している人がどのような思考、感情を持っているかに集中していて、他の指導霊とはほとんど会話をしていません。それどころか、あいさつすらしないということもよくあります。
では全ての指導霊同士は会話をしないかというと、そうでもありません。
とても熱心に会話をしている様子を見かけることもあります。それは一体どういうときかというと、課題を持っている組み合わせの時と課題はなくても、霊的真理にそむくようなトラブルを抱えているときです。
課題がある者同士は、一進一退を繰り返しつつも、いずれは課題を達成し、最終的に和解や理解し合うことが目標です。そのためにお互いの指導霊が、どうやったら問題点に気がつくことができるだろうかとか、気づきのための仕掛けをいつで発動させようか、と相談していることがよくあります。
また、課題はないものの、よくない状態のときは、指導霊がこれ以上事態を悪化させないためにはどうしたら良いかを話し合っている姿もよく見かけます。
少しおもしろいのは、課題を持っていない組み合わせのときは、指導霊が少し他人行儀な感じがするのに対し、課題を持っているときは、指導霊が旧知の中といった感じで、結構、和気あいあいとやりとりをしていることです。
その違いはきっと、担当する人がまだ生まれる前の霊界にいるときに、本人達はもちろん、指導霊も参加して、再生の計画を話し合いをしながら練り上げっていった経緯があるからかもしれません。
ではまとめます。
たくさんの人がいるからといって、指導霊同士が会話をしたり、ましてや話で盛りあがっているという姿はまず見かけることはありません。とても静かに、自分の担当に注意を傾けているというのが真相です。
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