「聖書の実像」

「聖書の実像」

まんまるに咲いた椿の花を見つけました

今日は「聖書の実像」という本をご紹介します。

スピリチュアリズムに関する書籍は、降霊会や自動書記によって高級霊からのメッセージを伝えるといった形態をとる場合が多いのですが、本書はスピリチュアリズム研究者による研究成果の発表です。

著者は英国教会 司祭のG・モーリス・エリオット氏。本作は当初、新聞に連載された読み物でしたが、大きな反響を呼び、英国教会から連載を中止するように圧力がかかりました。しかし、エリオット氏はそれを良しとせず、司祭の身分を捨ててしまいます。

和文による書籍名は「聖書の実像」ですが、原題は「The Psychic Life of Jesus」。
まさに、イエスが行った「奇跡」や「しるし」をスピリチュアリズムの科学でひもといていくという内容です。

たとえば、イエスは不治の病の人を治したり、わずかな魚を大勢の人が食べきらないほどに増やしたりといった、多くの「奇跡」や「しるし」を行いました。
しかし、これらのエピソードは一般の人々の理解を大きく超えているために、人知を超えた神業と片付けてしまったり、まるでおとぎ話のようだと思われてしまいます。

しかし本書では、心霊治療、物質化現象、物質引き寄せ現象といった心霊現象として、ひとつひとつ解明してきます。

イエスは「霊的自覚という信仰さえ持てば、誰でもわたしが行った以上の業を行うことがきる、それが人々に神をあらわすことになるのだ」と常に説いていました。
しかし、のちのキリスト教会が、あらゆる心霊現象を禁じてしまい、イエスの教えを形骸化してしまったとエリオット氏は糾弾しています。

今、ヒーラーやミディアムたちが行っている心霊現象をみれば、イエスの数々の「奇跡」と「しるし」が夢物語ではないことは一目瞭然です。

日頃から新約聖書に親しんでいる方、「イエスの少年時代」「イエスの青年時代」を愛読されている方に、ぜひともお薦めしたい一冊です。

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