因果律とは、個人のみならず、地球、そして宇宙の隅々にまでにいたる普遍の真理です。
地震や津波、火山の噴火といった自然災害も因果律によって起こります。もちろんこれらは、誰かが何かをしたから起こるというものではなく、もっと物理的なことが原因となって発生します。
しかし、自然災害が発生したときに、被害がより甚大なものになるか、それとも被害を最小限に食い止めることができるかどうかは人間側、特に国や県、市町村といった行政の因果律になります。
たとえば山崩れが予想されるような地盤の弱いところに建設許可を与えるかどうか、大きな地震が発生したときに津波の可能性を考慮し、迅速な避難命令を出したかどうか、といったようにです。
では自然災害で被害にあった個人と因果律はどのような関係にあるのでしょうか。
多くの場合、罹災(りさい)した個人には原因はありません。つまり個人に責はなく、あくまでも自然界だからこそ起きる偶発的な事故なのです。
偶然に罹災し、ケガをし、ときには他界するというのはあまりにも理不尽です。とうてい納得はいきませんが、自然災害とは、自然界に生きる私たち固有のリスクであり、ことほどさように自然界とは脆弱(ぜいじゃく)なのです。
「自分のこの苦境は一体、何の因果なのだろうか?」
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