生まれてくる子の性別や健康の願いは通じるか

生まれてくる子の性別や健康の願いは通じるか

サクランボに似た赤い実をつけるユスラウメの花です

夫婦にとって、これから授かる子供に対して、願いや期待がどうしてもあるものです。
たとえば、男の子がいいとか、女の子がいい、健康な子がいい、性格の善い子がいい、などなど。

今回はこういった子供にまつわる夫婦の思いが、祈りや心がけによって願いがかなうのかについて、書いてみたいと思います。

まず性別について。
これは男性と女性のどちらの染色体を持つ精子が受精したかという、物理的な理由で性別は決まります。あくまでも自然界での出来事であって、神や霊界の関与することではありません。
よって、性別についての祈りは通用しません。

次に肉体の健康面について。
どいういう肉体で生まれてくるか、二つのケースがあります。

一つは、自然界を理由とするもの。
夫婦のいずれか又は両方が持つ遺伝子が由来して、病弱であったり、障碍(しょうがい)がある場合。
この場合は、胎児にこういった特徴があることを十分承知の上で、スピリットは受胎します。肉体的特徴が、そのスピリットの成長のために必要だからあえて選ぶ場合と、何はどうあれ、どうしてもこの夫婦のもとに生まれたいと思って生まれてくる場合があります。
いずれにせよ、この場合も自然界を理由としていますので、祈りは通じません。

二つ目は、過去生が原因となって、肉体に特徴や障碍がある場合。
受胎をするスピリットの過去生に特異な出来事があり、それが原因となって、肉体に現れることがあります。たとえば、生まれた時から傷や火傷(やけど)の跡のようなものがあったり、耳が聞こえないなどの機能障碍があるときなどです。
こういった場合も祈りは通じません。なぜなら、そのスピリットの特徴が肉体に反映されるのであり、スピリットと夫婦は再生の計画で、親子となることを事前に認め合っているからです。

そして最後に性格。
できたら優しい性格の子が生まれて欲しいという気持ちはよくわかります。しかし、そういうわけにも残念ながらいきません。なぜなら、子となるスピリットがあなたたち夫婦を親として選んでいるのには理由があるからです。たとえば、過去生で傷つけあったり、憎しみ合ったりなど、何らかの問題を抱えている場合が多く、むしろ円満な関係だったのなら、再び関係を結ぶ必要がないのです。
この場合も、再生の計画で、事前にお互いに納得の上で親子となることを決めていますので、避けて通ることはできません。

さて、長々と書きましたが、結論として、生まれてくる子供の性別や健康、性格に関する願いや祈りは通用しないということです。

スピリチュアルカウンセリングで、子供として生まれることを待っているスピリットについて尋ねることができます。
詳しくはホームページをご覧ください。

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