大志

大志 | カレスティア

ブルーベリーの実が雨で濡れて輝いていました


再生の計画で「大志」を持っているスピリットもいます。

たとえば、過去生で、幾度となくピアノと地道に向き合う生き方をしてきたスピリットの場合。

今生こそは、今までの努力の花を咲かせたい。そして、多くの聴衆の前で演奏し、人々の心を癒すことができるようなピアノ奏者になりたい、と願うことがあります。

また、過去生で何回も医師として生きた経験を持つスピリットの場合。

今生は、十分な医療を受けることができない人々に奉仕し、少しでも多くの命を救いたい。金儲けや富の誘惑には決して負けない。そして、へき地医療や海外医療に尽力したいという思いを持つこともあります。

ここでいう「大志」とは、再生のたびに同じことに取り組み、かつ今生でも、生涯を賭(と)して、さらなる高みを目指そうという、並々ならぬ決意を指しています。

そのため、現世界に生まれてくる全てのスピリットが「大志」を持っているわけではありません。むしろ少数派と言っていいでしょう。

それに対し、「浄化の課題」を持たずに、この世に生まれてくるスピリットはいません。なぜなら、現世界に生まれる最大の理由が「魂の浄化」なのですから。

そして、魂の初期の段階は志向のベクトルが他ではなく、己を向いています。そのため、他人への奉仕よりも、自己欲求の方が高く、再生する多くのスピリットたちは、「願望」を持っています。

人生が思うようにいかない。そう悩んだときは、指導霊に相談してみてはいかがでしょうか。

お読みの「スピリチュアリズム講座 入門編」は連載記事です。
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