年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。読者のみなさまが、おだやかで良い年をお迎えになったことと存じます。
今日は新年にふさわしく、望み・願いがよりかないやすくなる方法をお伝えします。
運気をあげるためにはパワー・スポットに行く、邪気を払う物を身につけるなど、いろいろな方法がありますが、今日はお祈り、それも神社仏閣にではなく、自分自身の指導霊にお祈りをするときに、より望みがかなうようにするためのコツをお教えします。
みなさんの望みにはいろいろな種類があると思います。ここでは例として「収入アップ」の祈り方をお伝えします。他の望みはこの考え方を参考に自分なりに工夫をして、お祈りをしてください。
ではさっそくやってみましょう。
あなたが見えも体裁もなく、本当に願っていることが「もっとお金が欲しい!」であったとしても、指導霊に「お金がたくさん入りますように」とお祈りしても、この望みは100%かなえてもらえません。手助けもしてくれません。
もう少し考える必要があります。
「お金が入る」ということはあなたにとって、なにがもっとも道理的なのかを考えてください。
お勤めの方だったら昇進する、自営業の方でしたら売り上げが増えるというのが最も自然で道理的です。専業主婦の方でしたら「親からお小遣いをもらう」が良いでしょう。「夫が昇進する」は一見良さそうですが、自分以外の人の努力が必要になりますので、時間がかかります。
では、指導霊に「昇進しますように」と祈れば良いのでしょうか。
これでもまだダメです。
必ず「他利益」を織り込まなくてはいけません。
昇進でしたら「チームのみんながとても頑張っています。しかし全員が正しく評価されているとは言えません。ひとりひとりの良さに目を向け、正当に評価する、そんな上司になりたいです。」とか、自営業で売り上げを増やしたいのであれば「私のサービスを通して、お客様がもっと喜んでくれますように。そして、この街にとって、私の仕事がもっと必要になりますように。」というようにです。
親から小遣いをもらいたいのであれば「母は膝が痛くて、買い物に行くのもつらそうです。お買い物の手伝いをしてあげたいです。もっと、父の話しも聞いてあげたいです。」という具合にです。
さあ、ここまできたらあと一息です。
収入が増えたことによって、あなた自身がどう進化したいのかを指導霊に具体的に伝えます。
「収入が増えたら、○○の勉強がしたいです。」とか、「日頃、がんばってくれている妻に温泉旅行をプレゼントしたいです。」で締めくくります。
指導霊はあなたの進歩・向上を心から願っています。知識を増やすこともそうですし、今まで後回しにしてきた大切な人への配慮も進歩です。いつまでも今のままでいるのではなく、ひとつ上に行くことが大切です。
ではお祈りの言葉をまとめてみましょう。
「(お金が欲しいので)私を昇進させてください。チームのみんながとても頑張っています。しかし全員が正しく評価されているとは言えません。ひとりひとりの良さに目を向け、正当に評価する、そんな上司になりたいです。そして、昇進し、収入が増えたら、前々からずっと学んでみたいと思っていた○○の勉強をしたいです。指導霊様、どうか私に昇進の機会をお与えください。」
やや長くなりましたが、こんな感じでお祈りをしてください。
当然ですが( )内のことは祈りに入れてはいけません。いえ、それどころか、心の中で思ってもいけません。
( )内を心から排除する理由は、( )内は自己愛だからです。自己愛をなくし、繰り返し祈ることによって、動機はどんどんと清純になっていきます。清純な祈りは指導霊を突き動かし、あなたを良い方向へと導いてくれます。あとはあなたが一生懸命、努力をするだけです。
このお祈りをいつも同じ時間に、あきらめないで祈りつづけてください。祈っているうちに「もっとこういう祈りの方が良いな」と思ったら、迷わずに変えてください。そうすれば望みはきっとかないます。
※ 2025年1月19日追記
今回お伝えしたことは「指導霊をいかにだますか」ということではありません。
きっかけはたとえ「お金が欲しい」という、自己中心的なことであっても、お金をもっともらうためにはどうしたら良いのかを考え、最終的には人に役立つことであると気がつくこと。繰り返し願っているうちに当初の「お金が欲しい」という欲はいつのまにか脇におき、「人の役に立ちたい」と心から願えるようになるということ。
そして指導霊はあなたが今よりも高みに立つことを願っているので、その実現のために努力をしてくれる、ということをお伝えするものです。
「どうも運がない気がする」そう思った時は、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に相談してみてはいかがでしょうか。あなたの思考や行動が独善的なのかもしれません。軌道修正をしましょう。
詳しくはホームページをご覧ください。
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村田先生、こんにちは。
いつもブログを拝見させていただいております。
普段の生活では考えつかないような視点を提供してくださり、大変勉強になっています。ありがとうございます!
今回の記事の内容とは少し異なるのですが、「望みを叶える」というテーマについて、別の視点でご質問させてください。
望みを叶える方法として「朝の時間の使い方」が重要だと説いている書籍や解説動画は多く見かける一方で、「夜の時間の使い方」が重要だと説いている方は少ないように感じます。
早起きをして【重要なタスクをこなす・散歩・読書・瞑想・エクササイズ】などの活動を行うことが良いとされていますが、夜型の私からすると、これらの活動は夜でも実践可能ではないかと思ってしまいます。
スピリチュアル的な観点から見た場合、これらの活動は朝に行った方が効果が高い理由があるのでしょうか?
ご教示いただけますと幸いです。
長文失礼いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
ブログを愛読いただき、ありがとうございます。
朝と夜では、同じことをしていても結果が異なります。
朝早く起きると鳥たちがしきりに鳴いています。一方、夜には鳥は鳴きません。これは単に鳥は昼行性で、夜は寝ているからではありません。
朝は、天から降り注ぐエネルギー(プラーナ)に満ちあふれています。このエルギーは魂の活力源となります。このエネルギーを享受しようと鳥たちは活発に鳴き、活動をしているのです。
夜にもプラーナはありますが、随分と量が減ってしまいます。
エネルギーが満ちあふれる朝に今日1日をどのように過ごそうかと考えることは、最良のコンディションで考察をするのと同じになります。
朝に瞑想をすれば、指導霊の助けも得やすく、ひらめきやイマジネーションという形でアドバイスが手に入ります。
朝に読書をすれば、感性が研ぎ澄まされていますので、文字だけではない行間を読むことができ、得るものも多くなります。
このように「同じやるのであれば、最適な時期にやる」ことがとても大切と言えます。
お忙しい中、ご丁寧なご返信をいただき、ありがとうございます!
書籍を読んでも腑に落ちない部分がありましたが、プラーナが関係していることを知り、納得しました。
早起きして瞑想や読書など、習慣にしてみようと思います。
貴重なご教示に心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。