軍事力は必要か

四葉のクローバー

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今日は軍事力は必要なのか、について、魂の浄化つまり、スピリチュアリズムの観点から述べていきたいと思います。

ロシアがウクライナを侵攻したのが2022年2月24日です。多くの人が、プーチン大統領が発表した戦争理由に、正当性も正義もないことを感じたと思います。

そして次に思ったことは「誰がウクライナを守ってくれるのだろうか」ではないでしょうか。

ロシアが侵攻してもうすぐ10ヶ月が経とうとしています。さて、国連はロシアに対して兵を送ったでしょうか。ウクライナに軍事支援をしたでしょうか。いずれもNoです。

国連がしたことはロシアに対して非難決議をしたことと、ロシアにとって痛くもかゆくもない経済制裁をしたことだけです。

さらに、ウクライナはNATOに加盟していませんので、NATO軍も出兵してはいません。

こういった状況を見ながら、みなさんが次に思ったことは「日本が他国に侵略された時にアメリカは戦ってくれるのだろうか」「国際社会は共に戦ってくれるのだろうか」ではないでしょうか。

これについては、ウクライナの状況を見ていると、どうも怪しいとしか言えないことがわかってきます。

日本国憲法では「陸海空軍その他の戦力は、それを保持しない」とうたっています。しかし事実として、日本には自衛隊が存在し、陸海空の力を持っています。

自衛隊を戦力とみなすかどうかは、いつも論争の焦点になっていますが、今回のロシアによるウクライナ侵攻によって、自衛隊の是非を改めて多くの人が考えたのではないでしょうか。

さて、ここからがスピリチュアリズム観点からみた、私の意見になります。

そもそも地球というのは「自己愛の星」です。程度の差こそあれ、自分の利益になれば、他人はどうでも良いという考えを持った人たちによって形成されている星です。

そういった星ですから、経済的理由、政治的理由で他国を侵略し、そこで多くの人々が住まいを追われ、血を流し、命を絶たれたとしても「大義のためにはやむを得ない」と平然と言ってのけてしまうことが起こりうるのです。本当に残念なことですが、これがこの星の「基本設定」なのです。

もちろん私たちはお互いを思いやり、違いを受け入れ、尊重し合い、隣人愛に生きることを目指しています。

しかし、いち個人でみても、自己愛を捨て、隣人愛に生きることがどんなに難しいことかは、体験的にもおわかりいただけると思います。

地球からすべての戦争や紛争がなくなるのは、地球に生きるの全ての人が隣人愛の思考と生き方ができるようになってから。そして、すべての国家が隣人愛に重きを置く、そんな時代が訪れた時です。

しかし、こういった時代になるには、どう少なく見積もってもあと数千年はかかるのではないでしょうか。

では結論を述べます。
現在の地球の魂のレベルでは、自国を守るための軍事力は残念ながら必須です。

しかし、軍事力は隣人愛に反するものです。ですからせめて、他国を侵略することなく、自国を守るためだけに武力を行使する。これが、現時点での妥協点ではないでしょうか。

正しいと思ってしていることが、トラブルの原因になっていませんか?
何に問題があるのか、ご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。



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