地球とはどんな星なのか

今日は地球に再生している私たちには、「自己愛の浄化」という共通の課題がある、ということについて書きます。

このブログで以前にも紹介しましたが、私たちの生まれ故郷は霊界です。そして本来いるべき場所も霊界です。

では、なぜスピリットが惑星に生まれてくるのでしょうか。
それは霊界で生まれた魂は、長く暮らしている間に少しずつ、霊的真理から外れたクセをもつようになるからです。

そういったクセを直そうと努力はしますが、霊界には親和性の法則が強く働いています。周りのスピリットも同じような価値観を持っていて、なかなか自分の異常性に気がつくことができません。さらに、同じ価値観同士だと、軋轢(あつれき)も生じませんし、違った価値観を受け入れなくてはいけないという状況も発生しません。

つまり霊界にいると、魂の浄化の速度がとてもゆっくりになってしまうのです。そこで、魂を浄化の速度をいっきにあげようと、スピリットは霊界を離れ、惑星へと生まれてくるのです。

ではなぜ、惑星に生まれると浄化の速度があがるのでしょうか。
それは、惑星に生まれることはすなわち「肉体を持つ」ことになるからです。これは地球も含め、すべての惑星に共通していることです。

魂が肉体の中に入ると鈍重になり、お互いに何を考えているのかが分かりにくくなります。そのため、親和性の法則は緩慢(かんまん)になり、違った価値観の人たちと共に生きることが可能になります。それゆえ、軋轢を体験したり、自分とは違った価値観を受け入れる必要が出てきます。さらに飢え、病い、老い、死にも向き合わなくてはいけません。こういったひとつひとつが魂の浄化の速度を早めてくれるのです。

では生まれる先を数ある惑星の中から、どうやって選んでいるのでしょうか。
それは惑星によって固有の特徴があって、自分の課題と最も適合するものを選んでいるのです。

地球の特徴は「自己愛」です。
地球で繰り広げられている自己愛について、少し例をあげます。

自己愛とは一言で言うと「自己中心的で、他人を思いやる気持ちが欠けること」です。
たとえば、自分の娯楽のために人を見下したり、うわさ話をしたり、いじめを行う。お金がたくさん欲しい経営者は社員の給料は薄給、残業代を支払わない、過重労働を強いる。自己防衛のためにうそをつく、言い訳をする、誰かのせいにする。

ほんの少し例をあげましたが、いかに私たちの生活が「自己愛」にあふれているかがおわかりいただけたと思います。

地球の浄化の二次的特徴は「世間愛」です。

世間愛は簡単にいうと「自分を実体より良く見せたい」ということです。
この課題を持っている人たちはおもに、政治家や著名人、地元の名士といった人たちで、それ以外の人は程度の差はあれ、さほどではありません。

惑星の中には世間愛がメインテーマになっている星もあります。世間愛の浄化に真っ向から取り組みたいスピリットはそういった惑星に生まれます。

地球に住む私たちの共通の課題は「自己愛の浄化」です。誰にとっても難しく、一生をかけて、いや何回も再生して取り組まなくてはいけない超難題なのです。

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