数字に意味はあるか

ラッキーナンバーや不吉な数字といわれているものが気になる人がいます。しかし、数字そのものに意味ってあるのでしょうか。

結論を先に述べますと、数字に意味はありません。これはスピリチュアリズムの観点からいってもその通りです。ただの験担ぎ(げんかつぎ)でしかありません。

では数字に意味がないことを幸運・不吉とみなされている理由と矛盾をあげてみます。

日本で幸運とされている数字は「8」です。
これは漢字で書くと「八」であり、末広がりの繁栄をかけています。

日本で不吉とされている数字は「4」と「9」があります。
これは4の音が「死」、9の音が「苦」に通じるからです。これはただの語呂合わせですね。

では海外を見てみましょう。

アメリカで幸運といわれて好まれて使われる数字に「7」があります。
これは野球で勝敗の潮目を決めるのが7回とされ、7回の攻撃で得点を得たチームが勝利するというジンクスに由来しているそうです。

ヨーロッパの人々にとって不吉な数字は「13」です。
これは最後の晩餐で、イエスを裏切ったユダが13番目の席についたからと言われています。また、古代ヨーロッパではいくつかの進法があり、そのうち、日付や時間を管理する12進法は12を満願と考え、それを超えた13は不調和の始まりと、とらえていたようです。

では数字の矛盾を見ていきましょう。

日本で不吉とされている「4」はキリスト教徒にっては幸運の数字です。
福音書はマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つあります。世界中にイエスの福音を伝えるものであり、4を神に近づく数字と考えています。

アメリカ人の好きな「7」はベトナムでは不吉な数字になります。
ベトナム語の7は「失敗する」「失う」という意味と同音になるため、嫌われています。

いかがだったでしょうか。
日本のホテルで「4」と「9」の数字を飛び番になっているのを見たことがあると思います。また、自動車のナンバープレートでは最後の下2桁「42」が欠番になっているそうです。

しかし数字そのものには意味はありませんので、気にしないことが一番です。

細かなことにとらわれていると生きづらさを感じる原因になりかねません。人生はおおらかに、あるていど適当な方が良いのかもしれませんね。

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