今日は霊界の気温は一年中同じだが、個人的な理由で体感温度が変わることがあるということについて書きます。
霊界では昼夜の区別がない上に、気温は一年中同じだと言ったら驚くでしょうか。
地球に昼と夜があるのは、太陽の進行が理由です。朝、東から太陽が昇り、少しずつ角度を上げながら、日中に最も高くなり、また徐々に角度を下げていき、やがて西へと沈んでいきます。そして翌日には再び、東から太陽が昇ります。このことによって、夜は暗く、朝はほの明るく、少しずつ明るくなっていって日中に最も明るくなり、夕方になるにつれだんだんと明るさが減り、やがてまた暗い夜を迎えます。これは地球の自転による現象です。
また、地球に一年を通しての温度変化があるのは、地球の地軸がずれているからです。太陽は夏至に北回帰線を通り、冬至に南回帰線を通ります。こういった太陽の日照時間と角度の変化が夏は暑く、冬は寒いといった年間の温度変化を与えます。
しかし霊界では、太陽は全く移動しません。いつも同じ位置にあります。
そのため一日中、光の変化がなく、いつも昼間の状態です。また、太陽は南北にも移動しませんので、年間を通して気温の変化がありません。
では霊界に住むすべてのスピリットが一年中同じ体感温度かというと、そうではありません。時折寒く感じる時があります。
それはどういう時かというと「神にうしろめたさを感じた時」です。
うしろめたさとは、自分が何か霊的真理に背いたり、愛に反する行為や言動をしてしまい、これではいけない、恥ずかしいと感じた時のことです。
実は霊界の明るさや暖かさというのは、とても主観的なものなのです。
先ほど、霊界の太陽と書きましたが、これはあくまでも便宜的なものです。実際は神の存在が光と熱を与えています。そのため、神への隠し立てや後ろめたさがないときは、神と向き合うことができ、光を存分に浴び、十分な暖かさを感じます。
それに対して、神に向き合えない気持ちになると、光を受け取る量が少なくなり(暗くなり)、暖かさを感じられない(寒く感じる)のです。私たちが、後ろめたいときは人に背を向けたくなる気持ちと似ているかもしれません。
地球における太陽の光や熱量は絶対的なのもので、地域が同じであれば、AさんとBさんが受ける光と温度は同じです。こういった環境に長く身を置いている私たちからすると、光や熱の量が人の状態によって異なるというのは、理解が難しいかもしれません。
神に向かい合う気持ちが光や熱量に変化を与えるというのは、相対的にも同じことが言えます。
霊界というのは似たもの同士が集まる階層社会です。神に対しての一切の隠し立てがないスピリットたちが集まる界は、とても明るく、暖かです。それに対して、神にあまり顔向けができない気持ちのスピリットたちが集まる界の光は青白く、さむざむとしたところです。また極端に神を嫌うスピリットたちが集まる界は地下のように暗く、極地のように寒いところです。
ではまとめます。同じ界にいるスピリットであっても、その時々の気持ちの状態によって、暖かく感じている時もあれば、寒く感じる時もあるのです。
自分はついていないと思っていませんか?
もしかしたら、物事に対する向き合い方に問題があるのかもしれません。スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に相談してみてはいかがでしょうか。
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