適性のある勉強法を知る

塾に通っているのに成績が伸びない、同じ教科でも得意なところと不得意なところがある、勉強に時間をかけているのに成果が出ない、そういったお子様をお持ちの親御さんも多いかと思います。

勉強と受験・進学に関する連載3回目の今日は、お子様の性格や特徴に最もあった勉強法を見つけ出すことが重要だということについて書きます。

いつくか質問をしたいと思います。
「あなたのお子さんは塾に通っていますか?」

多くの方が「通っている」と回答されると思います。

「ではなぜ、その塾を選んだのでしょうか?」

すると「地域で評判の塾だから」とか「仲の良い友達が通っているから」、「進学塾だから」という回答される方が多いと思います。

そしてさらに「塾以外の学習方法は検討しましたか?」と尋ねると

「塾に行かせなかったら、勉強しないでしょ」「何もしないというのは不安だし」という答えも多いと思います。

非常に申し上げにくいのですが、これでは成果が出ないのは当たり前です。

家庭学習の方法として、一番最初にすべきことは「塾なのか」「誰かの手を借りるのか」「独学なのか」の3つのうちのいずれかを選ぶことから始めなくてはいけません。

ここで着目すべきことはお子さまの「性格」です。

自分で時間管理ができるか、やるべきことをきちんとやれるか、誰かに尻をたたいてもらわなくても動けるかといった性格のいくつかを親が正確に把握することです。

こうった点からみて、お子様に助けが必要なのであれば、「塾」や「誰かの手を借りる」方法を選びましょう。

それに対して、これらに問題がない場合は、ぜひとも「独学」を選んでください。

親であれば子どもの性格はよくわかっていそうなものですが、親と子は近すぎるがゆえに逆にわかりにくくなっています。子供はまだ未熟なので、親の目から見るとできないことばかりが目立ってしまいます。その結果「私の子には誰かの指導が必要だ」と短絡させてしまいがちですが、そうとは限りません。

人の言うことをきかない、言い出したら曲げないといった部分を親の目から見ると「頑固な性格」ととらえているかもしれませんが、それは別の見方をすると「独立心が高い」のかもしれません。独立心が高いお子さんは、誰かの言いなりになることや押しつけられるを嫌います。こういった場合、「塾」はもってのほかの選択です。

子どもの性格を正しく知るには、指導霊に尋ねるのが一番です。そしてどのような家庭学習をすれば最も成果が出るのかを指導霊は具体的に教えてくれます。

せっかくですから、家庭学習のチェックするべきポイントのいくつかを概略でご紹介します。

まずは塾を選んだ場合。検討している塾が「補修」なのか「成績向上型」か「ハイクラス」なのかを調べてください。

苦手なところがあるのであればぜひ「補修」を中心にした塾を選んでください。志望校合格のためにあせって「ハイクラス」を選んでしまうと、授業についていけず脱落してしまいます。さらに、教科によっては「補修」と「成績向上」を分けてください。1つの塾で網羅できないのであれば、教科によって塾を変えることも検討しましょう。

さらに授業が「スクールスタイル」か「少人数制」なのかも大切です。サボりがちだったり、叱咤激励が必要なお子様の場合は「少人数制」がお勧めです。「スクールスタイル」を選んで良いのは、自分をしっかりコントロールできるお子様に限ります。

また「お仕着せは嫌」「自分のペースでやりたい」というお子様は「独学」を選んでください。

ただし「独学」といっても、言葉通りに一人で全てをやるのではありません。「オンライン教育」の受講と「アドバイザー」をつけてください。基本は自分が選んだ参考書と問題集で勉強を進めていき、よくわからなかったところや難しいと感じたところだけを「オンライン教育」でビデオ学習します。そしてそれでもわからなかったり、解き方がわからない問題があったら「アドバイザー」の先生に質問して、個別に回答してもらうのです。

この方法のメリットはまずなんといっても、塾に通う往復の時間の節約です。通学に30分、1時間かかるのでしたら、この時間を全て勉強にあてることができます。このわずかな時間は積み重なると、とても大きくなります。

また「オンライン教育」は、地元の塾では実現できないような超有名講師の洗練された授業が、ビデオによって自分の好きなときに、わかるまで何度も繰り返し、再生速度を調整して時短で見ることができます。また、オンライン教育の多くがプラスアルファの料金を支払えば、現役の一流大学生を「アドバザー」として契約できます。解答集で解き方を省略されてしまっていたところも彼らに質問すれば、丁寧に答えてもらえます。

そして「誰かの手を借りる」方法の代表は家庭教師です。塾のうち、1〜2人数制かつ授業を進めずに生徒の質問に答えるタイプの塾もこれに当たります。ここで一番気をつけてほしいのはお子様と先生との相性です。性格はもちろんのこと、教え方にも相性があります。これがあっていないと成果が出ません。

いかがだったでしょうか。ここに記載したのは家庭学習のほんの一例です。指導霊はお子様の性格、力量、住んでいる環境を考慮した上で、お子様の成績を最大限まで引き出すことのできる勉強法を具体的に教えてくれます。スピリチュアルカウンセリングでご相談ください。



勉強と受験・進学に関する記事を5回連続で掲載します。

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