「この人と結婚したら、幸せになれますか」という相談を受けることがあります。この質問は結婚を考えている本人よりも、親御さんから受けることの方が多い傾向にあります。
結論からいいますと、幸せになるために結婚しているのであって、誰かと結婚したら、幸せになれるということはありません。
そもそもこの質問には矛盾(むじゅん)が2つあります。
矛盾の1つめ
「幸せは主観的なものであり、客観的なものではない」ということ。
人類はわずか2〜300年くらいまでは、生きていくのにせいいっぱいでした。住むところがあって、食べ物にも困らない。これだけだって、すごいことです。
現代でも、紛争地域に住む人からしたら、まるで夢のようです。
でも、私たちはそうは考えませんよね。
裕福な家庭なのに愛に飢えたり、悩みを抱えている夫婦はいくらでもいます。
矛盾の2つめ
「再生の計画で決めたパートナーとはそもそも課題を持っている」ということ。
パートナーとなる人とは、過去生で縁があって、何らかの問題が発生し、それが未解決のまま、人生を終えてしまったという証拠でもあります。
魅かれるように結びついた仲であればあるほど、出会った頃のような幸せに満ちた気持ちはやがて終わりを告げ、二人の間に立ちはだかる障害のようなものを感じるようになります。
ここまで聞くと、結婚に夢や希望を持てないと感じてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。
霊界にいるときの二人は、自分の未熟な点やいたらないことを乗り越えて、必ず幸せになろうねと誓い合って、この世に生まれてきたのです。これは本当のことです。
誰かと結婚したら、自動的に幸せになるということはありません。また、幸せは転がり込んでくるものでもありません。
パートナーは自分を磨くために自らが選んだ絶好の相手です。その相手を批判せずに受け入れ、相手の長所を見て、二人が少しずつ歩み寄って、最終的に幸せを勝ち取る。それが本当の結婚の姿なのです。
この人との結婚にはどういう課題があるのだろう?
と感じたら、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊から、パートナーとの課題を尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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