夢枕に他界した人が出てきて、話をしてくれたという体験をもつ方は結構多いと思います。
そして「本当にその人だったのか、それともただの夢だったのか」と悩んでしまうことも多いと思います。
今日は、夢の中でスピリットとおぼしき人からメッセージを受けた場合、それが本物なのか、それとも夢なのかを推察するヒントをいくつか挙げたいと思います。
たとえば、亡くなったおじいさんが出てきて「近いうちに西の方で嫌なことが起きる」と言っていたとします。
着目すべき点は3つあります
まず1つめ「具体性があるか」。
「西の方」と言っていますが、どこから見て西なのでしょうか。はっきりしませんね。
そして、「嫌なことが起きる」と言っていますが、具体的にどのようなことが起こきるのでしょうか。事故なのか、災害なのか、病気なのか、不和なのか、こちらも言及していませんね。
こういう「もやっと」したものは大抵、「夢」です。
2つ目、「メッセージ性を感じられるか」。
この例ですと、この言葉を聞いた孫がどうしたら良いのかがわかりません。
「危険を回避しなさい」というわけでもないし、「避けられないことだけれどもそれを通して、学びなさい」というのでもありません。
おじいさんは孫に何を伝えたかったのでしょうか。そこがはっきりしません。
スピリットは現世界の人とコンタクトを取るには相応の意図があります。しかし、その意図が感じられなかったり、行動のとりようがない場合もやはり「夢」であると言ってよいでしょう。
そして最後に3つ目。「予言はめったにない」。
肉体のない魂だけの状態(スピリット)になると、全知全能になると勘違いしている方が多く見受けられます。おじいさんは他界しても、やはりおじいさんです。神になるわけではありません。
これから起こることについて、そうそう予知できるものではありません。
予言めいたことを言った時点で、「夢」なんだなと思っていただいて結構です。
ただし、指導霊の場合は異なります。
指導霊は霊格が高いということと、因果律を理解していますので、その人が現在やっている行動や思考から、近い将来こうなりますよということは語ることができます。また、本人の計画に基づいて発生することについても、詳しく語ることができます。
先祖や他界した家族が夢の中で出てきた場合、上記のポイントを参考にして判断してみてはいかがでしょうか。
夢の中で他界した母が出てきて、何かを言いたそうにしていたのだけれども、何を伝えたかったのだろうか?
そんな時は、ミディアムシップで、他界した方お母様とお話をしてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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