今日は霊格とはどういうものなのかを視覚的に理解してもらえることに挑戦します。
スピリチュアルカウンセリングを行っていると「私と息子のどちらのほうが霊格が高いのでしょうか」という質問を受けることがあります。この「息子」はときには「夫」や「義母」「姉」や「ライバル」に置き換わることもあります。
お客さまのお話を伺っていると、霊格はAさんとBさんを比較して、どちらが高い、どちらが低いと判断できるものだと思ってらっしゃるようです。このことは、今このブログを読んでいただいている、ほぼすべての読者の方にもあてはまるのではないでしょうか。
これを視覚化すると、みなさんは霊格をこの図のように棒グラフで表せて「左側のAさんの方が霊格が高く、右側のBさんの方が霊格が低い」と考えているのだと思います。
しかし実際の霊格を視覚化すると状況は少し違います。地球に再生するスピリットとしての最高霊格を仮に「10」、最低霊格を「0」として、各観察項目に応じて点を打っていくと、Aさんという一人の霊格は、この図のような散布図で表せます。
ある観察項目でAさんとBさんを比較すると、たとえば、地位に関しての見えの張り方は、Aさんの方がより謙虚であるが、学歴に関しての見えは、Aさんの方がよりこだわりが強くマウントをとりがちというように比べることはできます。
ちなみに例にあげた2つはどちらも世間愛です。しかし同じ世間愛といっても、観測すべき項目はたくさんあります。これに自己愛を加えたら、途方もないくらいの数の点になり、それを反映した図はまるで雲のようです。
散布図の全体を見渡せば、AさんとBさんの霊格を比較することもできるのですが、ほとんどの場合は、一目瞭然といったほどの差はでません。つまり、地球に生まれてきているという点からいって、みんなどんぐりの背比べなのです。
自分が他人よりも優れていることに目を向けて「自分は優れている」とテングになることには意味がありません。また、他人の優れた面を見て「ああ、自分はどうしょうもないな」と自己嫌悪におちいっても同じように意味がありません。
比較するのは他人ではなく、自分の過去と比較してみてはいかがでしょうか。
「5年前と比べたら、この点では少し良くなったな」とか「このことについては進歩がないな」というようにです。
霊格について関心を持っていただくこと自体はとても良いのですが、霊格を他人と比較するとそれは「世間愛」になってしまいます。霊格は自分を客観的に見つめ、さらなる魂の進歩・向上を目指す指針として、利用していただければと思います。
少しは霊的な成長が進んでいるのだろうか?
そう思った時はスピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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