今日は輪廻転生は必ずするものなのかについて書きます。
まず最初に知っておいて欲しいことは、魂の本来の居場所は霊界だということです。そして魂はある目的があって、霊界と地球(他の惑星も含みます)を行ったり来たりしています。この行ったり来たり、つまり地球に生まれたり、霊界に戻ることを「輪廻転生」と言います。
結論を先に述べますと、輪廻転生は必然ではありません。輪廻転生をしない魂もいますし、輪廻転生をやめてしまう魂もいます。
では詳しく説明します。
仏教には輪廻転生は何千回も行われるという考え方があるため、輪廻転生はまるで季節の移り変わりのように、自動的に行われていると考える方もいるかもしれませんが、そうではありません。
また、神や霊格が上のスピリットから「再生しなさい」と強制されて、輪廻転生が行われると考える人もいるかもしれませんが、それもありません。
輪廻転生はあくまでも、本人の自由意思によって行われているのです。
この自由意志について説明します。
すべての魂は浄化と向上を願っています。程度の差こそあれ、例外はありません。
しかし霊界というのは親和性の法則が強く働いている世界です。価値観の似た者同士で社会を形成していますので、自分の考え方や生きたの異常性や、霊的真理からはずれていることに気がつくことがとても困難です。また、自分を含め周りの全員が同じ価値観のため、軋轢(あつれき)や摩擦も起こりません。
自分の間違いや未熟さに気がつく、人間関係に悩むことは、魂を浄化、向上させる絶好のチャンスです。
しかし霊界にいる限りそれはとても難しいことです。これが「霊界のジレンマ」なのです。
「魂の浄化と向上の速度を一気に高めたい」そう願うスピリットは、地球やその他の惑星への転生を希望します。これが輪廻転生の真相なのです。
本人の自由意志で輪廻転生は行われますので、「ゆっくりでいいや」と思っているスピリットや「地球は本当にひどいところだ。あんなところにはなるべく行きたくない」と考えるスピリットもいます。
実際に私がスピリチュアルカウンセリングでお会いしたお客様の中には、再生が何百年ぶりという方もいらっしゃいました。
もちろん「地球への再生は絶対に嫌!」と言って、二度と再生しないスピリットもいれば、「私に転生は不要」と考えて、どの惑星にもなかなか転生しようとしないスピリットもいます。
また、地球への再生が不要になったスピリットもいます。
地球で得られる全てを体験し、克服してしまったスピリットは、地球に再生する意味がありません。そのため、輪廻転生を終了して、霊界でさらなる魂の浄化と向上に挑んでいます。
まとめますと、輪廻転生はあくまでの本人の意思によって行われること。そして輪廻転生を最初からしないスピリットもいれば、途中でやめてしまったスピリットもいるのです。
自分の魂の浄化は順調なのだろうか?
そう思った方は、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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