お祓い

水仙

水仙

「よくないものが憑(つ)いている気がする」「悪いことばかりが続く」といった時に、お祓(はら)いをしてもらおうかな、と考える方もいらっしゃると思います。
ところで、お祓いは本当に効果があるのでしょうか。

結論を先に言いますと、霊や生きている人のよくない念が理由で不調をきたしているのであれば、お祓いは効果があります。ただしその効果は一時的だということ。そして、お祓い以上に大切なのは、なぜそうなったのか原因を知ること、そして今後の対策が重要です。

では詳しく説明したいと思います。

低級霊や生きている人からの良くない念は、低い波長をしています。この念が、人の意識体に覆いかぶさるような状態になります。覆いかぶさられた人の意識体は、低い波長に同調してしまい調子が悪くなります。これが憑依の状態です。

もし憑依されているのであれば、お祓いをすることによって、憑依をはずすことができます。

お祓いは、神社でお祓いをしてもらう、霊能者に除霊をしてもらう、といったものばかりではありません。このブログでも紹介している塩を使う方法マントで身を守るイメージ法などでも十分に効果があります。

しかし、憑依されているのではない、他の理由で不調なのだとしたら、お祓いをしてもなんの効果もありません。

さらに注意していただきたいのは、お祓の効果はあくまでも「一時的」だということです。

想像していただくとわかると思いますが、自分に覆いかぶさっていた低級霊や悪意を持った人の念をお祓いによって取り外したとしても、低級霊が好む状態から脱したり、悪意を持ってい人があきらめない限り、再び憑依されてしまうのです。

そこで重要になるのが、原因を知ることと対策です。

まずは最近の行動を思い出してください。
神社や仏閣、何かがまつられているところに行ってはいませんか。
もしそうだとしたら、お祓いをすることで解決できます。
今後は安易な気持ちでそういったところに出入りをしないことです。祈願をしたい、決意を新たにしたいといったような、しっかりとした目的があるときのみ、敬意をもち、真摯な気持ちで訪れましょう。心霊スポットや廃墟に興味本位で行くのは論外です。

次に日頃の自分の心の中の状態を確認してください。
後ろ向きなことを考えている、将来に不安を持っている、後悔している、などはありませんか。
これらは自分の意識体の波長を下げる行為です。波長が下がると、オーラによる防御力が下がります。すると、同じような波長帯にいる低級霊が付着してしまいます。
お祓いなどで憑依を解除できたら、自分の心の中を常に健常でいることを心がけてください。
「意識体を消耗させる行為」覚え方と解決方法が参考になりますのでお読みください。

そして最後に、人に恨みをかっていないか反省してください。
人は傷つけられることには敏感ですが、傷つけることには無頓着です。
日頃の自分の言葉や行動に高慢さがなかったか、人を押しのけようとしていなかったか、などを省みてください。
そしてもし、傷つけてしまった人がいることに気がついたら、勇気を出して謝ることです。
どうしても謝ることができないのなら、せめて祈ることです。「ごめんなさい。もう私のことを恨まないでください」ではなく、自分の過ちを詫び、その人に心の平安が訪れることを祈るのです。
今後の対策として大切なのは、自分勝手な考え方や振る舞い、言葉をいましめ、自己中心的な考え方から脱却することです。

「○○さんは、私のことをどう思っているのかしら?」
そう思った時は、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。


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