人生には選択に迫られることが何回もあります。そういったときに、後悔することのないベストな選択をするヒントを今日はお伝えしようと思います。
まず、要点をあげます。
・どうしたいのかを心にたずねる
・先をみる
・しがらみを捨てる
・すでにある選択肢から選ぶのをやめる
この4点です。
では、詳しく書いていきます。
「どうしたいのかを心にたずねる」
人は選択を迫られると、冷静さを失います。そして、少しでも良い選択をしようとあせりますが、冷静を欠いた状態で、良い選択をすること自体に無理があります。
選択しなくちゃという思いや自分をとりまく環境や状況はいったん棚に上げます。そして、将来どうなっていることが幸せなのか、満足できるのかを感じてみましょう。
ここで大切なのは「感じる」ことです。感じるということは、魂の声を聞く近道です。あれこれと考えるのは脳がしていること。論理的ではありますが、魂がしたいこととは必ずしも一致しません。
「先をみる」
心が伝えてきた「なりたい姿」。それは何年後でしょうか、イメージしてみましょう。
仮に5年後だとしたら、5年後にそうなるために、○年後にどうあるべきかを紙に書きます。この時重要なのは手前から書くのではなく、ゴールの5年後から現在へと逆時系列で書いていくことです。
こうすることによって、「現在何をすべきか」が明確になります。
「しがらみを捨てる」
「現在何をすべきか」がはっきりしたときに、あなたの頭の中にいくつかのことが浮かんでいるはずです。
たとえば「経済的に厳しい」「家族が賛成してくれない」「親の面倒を見なくては」など、あなたがしたいと思っていることがいかに困難であるかを伝えるネガティブな考えです。しかしそれに負けて、無難なところで落ち着かせたら、せっかくの機会を失うことになります。選択の時期には、決断が必要です。
「すでにある選択肢から選ぶのをやめる」
「どうなりたいか」そしてそのために「今すべきこと」が、わかりました。するとどうでしょう、もともと選択肢としてあがっていたものの中にあまり良い選択肢がない、または全くないことに気がつくはずです。
人はどうしても、すでにある選択肢から選ぼうとするクセがあります。しかし実際のところ、選択肢は「思っている以上にたくさんある」のです。手の内から選ぶ安直さはやめにしましょう。
選択はなりたい自分になるチャンスです。上記の4つのポイントを押さえて、あなたにとってベストな選択をしてみましょう。
選択のときに「人生の目的に沿っているか」も配慮した方がさらに良いでしょう。
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