霊界は私たちがもつ、時の経過による通念があてはまらないということを最近、改めて思いしらされました。そのエピソードをご紹介したいと思います。
あるミディアムシップを行った時のことです。
スピリットが「現世界との決別を受け入れるのに時間がかかり、霊界になかなか馴染めなかったけれども、最近ようやく落ち着いてきた」と話してくれました。
ミディアムシップも終わり、お客様とお話をしている時に「ところで、今日来てくださったスピリットは他界されてどれくらい経っているのですか?」と尋ねたところ、「10年になります」とおっしゃいました。
この言葉を聞いて、私は驚いてしまいました。
というのは、このスピリットの波動に少し荒いところがあって、他界して年月があまり経っていない特有のものだったのです。だからてっきり、他界してまだ1年くらいなのかなと、思い込んでいたのです。
別のミディアムシップを行った時のことです。
1年前にミディアムシップを行い、その1年後、今回で2度目になります。
前回は、ちょっと強面の人たちが着るような服装をしていたスピリットだったのですが、今回はさわやかな好青年風の服装。おまけに波動もすっかり穏やかになっているのです。そして話の内容は、親を気づかうものでした。
実はこのスピリット、20代前半で他界された男性。お客様はそのご両親です。
見た目と違って、少し弱いところがあり、それを隠すためにあえて、あえて怖そうな服を選んで着ていたとのこと。ところが今回、生前だったら、絶対着ないような服装で、なおかつ、全てが自分のことばかりだったのに、親のことを心配してくれるようになったと、お客様は成長をとても喜んでいました。
わずか一年で、人はここまで変わるものかと、驚いていたのはむしろ私のほうです。
現世界だったら、社会人になりたての頃は、まだまだ子供っぽいところがあるけれども、2〜3年も経てば、しっかりしてくる。といったように、時の経過にある種の通念のようなものを私たちは持っています。
でも霊界ではそれが全くあてはまらないのです。
「他界して、○年経ったから、今頃は○○をしているんだろうな」と思いがちですが、そういうものではないようです。
「最後に言いたかったことがあったのでは?」
そう思っていらっしゃるのならミディアムシップで、他界された方に直接、尋ねてみてはいかがでしょうか。詳しくは「ミディアムシップ」をご覧ください。
ミディアムシップ
スピリチュアルブログをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。