心停止と脳死

心臓の停止を死とするか、脳波の停止を死とするかは、時折議論されるテーマです。そして、どちらが本当の死なのだろうかという疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

今日は霊界はどの段階で死と判断しているかについて書きます。

医学的には「呼吸の停止」「心臓の停止」「光を当てても瞳孔が縮まない状態」の3つが揃った時点で死としています。

また、臓器移植を目的とした場合は「深い昏睡」「瞳孔の拡大と固定」「脳幹反射の消失」「平坦な脳波」「自発呼吸の停止」の5つが揃い、かつ5時間後も同じ状態である時に脳死と診断されます。

このように、医学においては、死は2つの異なる基準が定義されています。

では霊界ではどの時点で死と判断しているのでしょうか。
それは「心臓の停止」をもって死とします。

霊界では、心臓を「特別な臓器」ととらえています。心臓は脳の指令によって動いているわけでもなく、自らの意思によって動いているわけでもなく、天界の愛にもとづいて動いていると考えています。

では霊的に見ると、どういう時に心臓が止まるのでしょうか。
それは
「シルバーコードを切った時」
「シルバーコードが切れてしまった時」
「物理的に心臓が破損した時」
の3つの場合に心臓が止まるとしています。

心臓が止まる原因の3点を解説していきたいと思うのですが、事前にシルバーコードとは何かを理解する必要があります。

このブログでは度々、現世界における人とは、魂が肉体という乗り物に乗った状態であるということをお伝えしてきました。魂と肉体は分離してはおらず、二つをつなぐものが存在しています。それが、シルバーコードです。

ではそのシルバーコードは肉体のどこに繋がっているのかというと、心臓とつながっています。ここまでがシルバーコードの知識です。ではいよいよ、心臓が止まる3つの状況を説明していきます。

まず1つめ、「シルバーコードを切った時」
人が衰弱すると天使や指導霊、先に他界した家族がやってきます。そして、衰弱した人に霊界へ旅立つ意思があるかを尋ねます。

この時点で霊界に行くことを決断した人は自らの意思で、シルバーコードを切り、魂だけが霊界へと旅立っていきます。

シルバーコードで繋がっていた心臓は天界とのつながりを失い、動きを止めてしまいます。これがシルバーコードを切ったことによる心臓の停止です。

2つめ、「シルバーコードが切れてしまった時」
事故や脳卒中などで一時的な心臓停止をしてしまった場合、魂はショック状態に陥ります。このとき、自らの意思とは関係なく、魂側のシルバーコードが外れてしまうことがあります。

シルバーコードが外れたことによって、一時的だった心臓停止が、恒久的な心臓停止になります。

最後3つめ、「物理的に心臓が破損した時」
事故によって心臓が押し潰されたり、感染などによって心臓が動けなくなってしまうと、心臓は止まってしまいます。

すると、心臓側のシルバーコードが外れてしまい、魂と心臓とのつながりがなくなってしまいます。

このように、魂と心臓を結ぶシルバーコードが切れた状態を霊界では死と判断しています。

霊界の立場では、脳死の5つの条件が揃っていても、心臓が動いている限り、死とは判断しません。魂がショックを起こしていて、判断や意思を伝えることができないものの、魂と心臓はシルバーコードでつながっていて、生きている状態なのです。

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