霊界の時間

霊界と現世界では時間が経つ速度に違いはあるのでしょうか？

たとえば、浦島太郎のお話のように「霊界ではわずかな時間しか経っていないのに、現世界では随分と時間が経ってしまっていた」といったようなことです。

答えを言いますと、現世界と霊界では時間の経つ速度は同じで、差はありません。

ただし、時間に関する感覚は霊界と現世界とでは随分と異なります。

まず何といっても、霊界のスピリットには時間や日付の概念がありません。その理由は、太陽にあります。霊界の太陽は一日中、最も高い南中の位置に留まり、昇りも、沈みもせず、ずっと昼間の明るさが持続します。そのため、スピリットは時間という概念を失ってしまいます。詳しくは以前のブログ「スピリットには時間の概念がない」をご覧ください。

また、霊界には時計やカレンダーがありません。これもまた、スピリットに時間の概念がないため、不要なのです。

では、霊界のスピリットは時の経過をどのようにとらえているのでしょうか？

霊界にいるスピリットは、「少し前はあれをしていた。今はこれをして、その後はそれをしよう」というように、時を直線的な流れとしてとらえています。1年前、今日、1時間後、5年後といったように時を区切って考えることはしません。

ここで、霊界のスピリットたちの時間に関する考え方を示す、特徴的なことを紹介しましょう。そしてそれは、現世界に住む私たちにはゾッとしてしまう話かもしれません。

霊界には、現世界と同じように仕事をする場所があります。

何がゾッとするかというと、霊界の会社には出社時間、退社時間がなく、一日中休みなく、業務が行われていることです。ブラック会社も真っ青になるくらい、スーパーブラックですね。

でも、実際は違います。

スピリットたちは、各人が「出社しよう」と思った時に出社して、「疲れた」と思ったら、お家に帰ってしまいます。疲労が回復して、やりたいことをして、「もうそろそろ会社に行こう」と思ったら、また出社するのです。「8時間働く」という拘束時間もありません。

このようにスピリットたちはフレックスタイムで働き、会社は常に業務を継続しているのです。

霊界と現世界とでは、時間に対する考え方が随分と異なることがお分かりいただけましたでしょうか。私たちは時間に少し縛られ過ぎているのかもしれませんね。

「なかなか行動に移せない」「約束に遅れてしまう」など時間に対する問題を持っていますか？
どうしたら良いかをスピリチュアルカウンセリングで、指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。

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