人は想像した通りになる

マンサクのつぼみ

マンサクのつぼみ

今日は人は想像した通りになる。だから、自分にとってマイナスであったり、否定的な想像はほどほどにすべきだ、という話について書きます。

少しでもわかりやすいように、例をあげてみます。

ここにAさんという人がいます。Aさんはパートナーから離婚して欲しいと突然言われ、うろたえています。Aさんは離婚をしたくありません。どうにかして離婚を回避したいと望んでいます。

Aさんは自分の何が悪かったのか必死に考えました。そしてあれかもしれない、これかもしれないといくつか思い当たることがあります。ではそれをどうしたら良いのか、どうしたらパートナーの望む通りになるのかを必死に考えます。

しかし頭の中によぎるのはそればかりではありません。離婚したら、子供たちはどうなってしまうのか。誰が親権を持つことになるのか。パートナーに親権が渡ってしまったら、子供たちに会うことができるのか。そもそも親の離婚が、子供達の心に影を落とすことになってしまわないだろうか、と考えてしまいます。

それだけではありません。離婚したら自分の生活はどうなるのか。ひとりで寂しく生きていくのか。老後はどうなる。病気をしたら。

職場に離婚したことを報告しなくてはいけないのか。もし話したら、同僚たちはどのように接してくるのだろうか。いづらくなってしまうのだろうか。

田舎の両親にも話さなくてはいけない。親はどんな顔をするだろうか。歳をとった親を悲しませたくない。

考え出したらキリがありません。

気がつくと、離婚を回避するための善後策よりも、離婚した後にどうなるのかを考えている時間の方がはるかに多くなっています。

しかし、注意して欲しいことがあります。
人は「想像した通りになる」ということです。

望むと望まざるとにかかわらず、思いを巡らした量や質、時間が最も多いことが現実となるのです。「そんなバカな」と思うかもしれませんが、これは事実です。最も思考を働かせたことが「お望み」で、たくさん想像したことで「お望みの結果を得てしまう」のです。

離婚をしたくないのであれば、離婚を回避する方法、自分がしてきたことの反省と改善策に最も時間をさかなくてはいけません。

もちろん、ネガティブなことは一切考えるな、とは言いません。もし離婚となった場合、その後どうなるかは、リスク回避の観点からも考えるべきです。

しかし、質・量・時間を離婚しないための思考に最も重きを置かなくてはいけません。それがやがて「お望みの結果」になるからです。

少し前の予備校の広告に「わたしが○○大学に?」というのがありましたが、それはあり得ない話です。第一希望の○○大学に入れた生徒さんは、確かに学力的には今一歩だったかもしれません。しかし誰よりも○○大学に入学した自分に思いを巡らせ、ひたすら努力をしてきたのです。その結果が○○大学への入学を勝ち得たのです。

人は想像した通りの生き方をあゆみものなのです。なりたい結果をイメージし続け、そうなるための思考に時間を費やすことがとても大切なのです。

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