人は肉体の死を迎えると、魂だけの状態になって、霊界に戻ります。
・・・正確には、いきなり霊界に行くのではなく、霊界の病院のようなところにまずは行くのですが、意識体の浄化に焦点を当てるため、詳しい経緯は省いて説明します。
霊界に戻ってから必ず行うことは「人生の振り返り」です。
赤ちゃんとして現世界に生まれてから、少年期、青年期、壮年期、老齢、そして最後に肉体の死を迎えるまで、もうとっくに忘れてしまったようなことも、詳細に振り返ります。
なぜこのようなことができるかというと、魂には「アカシックレコード」といわれる記憶の倉庫があります。肉体の脳は粗雑な作りなので、大切なことでも、うっかりすると忘れてしまいますが、アカシックレコードには忘却という機能がありません。話したり、行動したことばかりでなく、その時、心の中でどう思っていたのかまで、全てが再現できるのです。
この人生の振り返りをあなた一人で行うのではなく、あなたのスピリットガイド(指導霊)も同席して行います。
そして各シーンごとに、あの時はこうしたが、本当はどうすべきだったのか。こう思っていたが、どう思っていた方が良かったのか、一つ一つ検証していきます。
そのため、人生すべての振り返りを行うには、かなりの時間がかかってしまいます。一概には言えませんが、こちらの時間でいうとおおよそ5年、ときにはもっとかかることもあるようです。
長い人生では、隠しておきたい、人には言えないようなことが誰しもあると思います。しかし、霊界に行くと、そういった一つ一つがすべて、明らかになり、なぜそうしたのか、心のうちまでも再現されてしまうのです。なんとも寒気がしませんか?
ここで注意して欲しいことが一つあります。
それは、「たとえどんな人生を歩んできたとしても、誰にも裁かれない」ということです。
自分の人生を自分で振り返り、自分自身が恥じ入るような気持ちになるのです。
そして、自分に何が足りないのか、もう一度、霊界で学び直しをするのです。
これについては次回の記事で、もう少し詳しく書こうと思います。
自分は人生を順調に歩んでいるのだろうか?
そう思った時は、ご自身のスピリットガイド(指導霊)に尋ねてみませんか?
詳しくはホームページをご覧ください。
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