人はこの世に生まれる時に無闇に生まれてくるのではなく、「○○をしよう」とか、「○○をしたい」といった再生の計画をたててから、生まれてきます。
今日は周囲の反対を押し切ってまで「○○したい」と願ってパートナーを決めた場合、どいうことが起こりうるのかを書きます。
たとえばある人が誰かに命を助けてもらったとします。そしてその恩に報いたいと考え、来世でその人をパートナーとして迎え、その人に尽くしたいと願ったとします。
しかし、指導霊や教育係の霊からは「恩には感謝で十分です。恩のためにパートナーになるのは適切ではありません」と説得を受けたとします。
ある人は自分の子供にあれこれと言い過ぎて、やりたいこともやらせてあげなかった。来世では夫婦となって、今度はどんな無理難題でも受け入れて、やりたいようにやらせてあげたいと願ったとします。
しかし指導霊から「束縛をしていたのだから今度は自由を与えたいというのはわかります。しかし、好き放題にさせて、それを全て受け入れるというのは間違っています」と、さとされたとします。
お二人とも、度重なる説得にも一切、耳をかさず、ただひたすら「○○したい」という願望を実現したい一心で現世界に生まれてきました。
霊界というのは自由意志を尊重する世界なので、指導霊や教育係の霊、高級霊といえども、首に縄をくくったり、強制することができないのです。
さて、お二人とも現世界に生まれ、大人になり、それぞれお目当ての相手の方と巡り合い、恋に落ち、結婚しました。
結婚してしばらくは、パートナーの方が自分とは違う考え方や価値観、生き方をしていることに魅力を感じ、パートナーに尽くしたいという一心で、懸命に努力してきました。そしてそういった一つ一つが喜びであり、生きがいでさえありました。
しかし結婚して、20年を過ぎたあたりから、だんだんと辛く感じるようになってきました。
考え方や価値感、生き方が本当に自分と違うのだと、ほとほと痛感するようになってきたのです。さらに、この人とこれからも生涯を共にすることに喜びや心の平安を感じられない、とさえ思うようになってきました。
これが指導霊が散々言い続けた「尽くすためだけに一緒になることは無意味」の真相です。
しかしそうはいっても、パートナーに尽くす人生を始めてしまったのですから、もう後戻りはできません。
大切なのは、「これからどうするか」です。
選択肢はたくさんあります。
まず、「離婚するか」「婚姻を継続する」か。
離婚を選んだとしてもその先の選択肢はたくさんあります。どのように子供たちや親と関わって生きていくか、別れたパートナーとどのようにつきあっていくか。仕事はどうするか。
別れないを選んでも選択肢はたくさんあります。このままずっと我慢するのか、心を閉ざすのか、家庭内別居するのか、思い切って話し合ってみるのか。
人生はまだまだ終わりません。
これからの人生を無駄にしないために、なりたい将来像をしっかりと決めて、正しい選択をすることが大切です。逃げたい一心で安易に決めたり、惰性に流されるのだけはやめましょう。
どうやら自分も「スピリットに反対された結婚」だったのかもしれない。
そう思った時は、パートナーの方とのこれからをどうするか、慎重に考えた方が良いです。スピリチュアルカウンセリングで、本当に「スピリットに反対された結婚」だったのかを確認し、これからのことをご自身の指導霊に相談してみてはいかがでしょうか
詳しくはホームページをご覧ください。
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