孤独な人

孤独な人って、クセの強い人が多いですよね。今日は孤独になってしまう人の特徴と、人との縁は可能な限り切らない方が良い、ということについて書きます。

突然ですが質問です。

あなたは、不得意なタイプの人たちと距離を置いたり、嫌な相手とは縁を切ってしまうことはありますか?

もしあるとしたら、おどかすつもりではありませんが、いつまでも繰り返していると、少しずつ人間関係が狭くなり、気がついた時には孤独な人になってしまう可能性があります。それも他人とばかりではなく、家族とも疎遠になってしまうかもしれません。

孤独になってしまう人にはいくつかの共通点があります。

第一に、「人を評価する」傾向があります。

相手の無分別さ、世間知らず、倫理観の欠如など、相手の欠点に目を向けがちです。相手を批判し評価する一方で、相手を軽んじ、「私とは異なる人間」と他者と自分を区別しています。

第二に、「人間関係が不得意であるという呪縛に縛られている」傾向があります。

自ら進んで人の輪の中に入ったり、相手に合わせたり、自分を表すことが苦手だと感じています。それだけでなく、「私は人間関係が不得意」と決めつけ、それを理由にして努力を放棄し、「私は一人でいる方が好き」と自らを慰めています。

第三に、「人を許すことができない」傾向があります。

誰にでも過ちはあります。しかし、その過ちを許すことができず、寛容さに欠けています。自身も完璧ではないにもかかわらず、相手に完璧さを求めています。

これらの三つの特徴を併せ持つ人は当然ながら、偏屈でクセの強い人です。結果として、人から愛されにくく、孤独になりがちです。

孤独になることは決して望ましい生き方ではありませんし、避けなくてはいけません。ではなぜ、人との縁を切ってはいけないのでしょうか。

答えは私たちが現世界に生まれてきた理由にあります。

霊界は「親和性の法則」が働いていて、自分が住む界には同じ価値観をもつスピリットしかいません。そのため、全員の考え方に差がなく、対人関係に葛藤が生じません。

そういった界にいると周りが自分と同じなので、自分の欠けている部分や変なところに気がつきません。当然ながら、魂の進歩向上もゆっくりになってしまいます。

そのため、魂の進歩・向上を加速させたいと願ったスピリットは、現世界に生まれてくるのです。

現世界には自分と違う価値観どころか、びっくりするような人たちがいます。こういった人たちと、どうやってやっていったら良いのかを考えると本当に気が滅入りそうです。

でもだからこそ、意味があるのです。

自分と違う価値観が存在することを知る。そしてその価値観はどこからくるのかを理解する。相手の価値観を批判せずに、ありのままに受け入れることが大切です。

そして、自分の価値観が周りの人と比べて、特異な側面を有しているかを把握する。見つけることができたら、その特異性は霊的真理から見てどうなのかを判断し、正すべき所は正すことが最終目標です。

このような一連のプロセスを実行するには、自分の周りに多くの人が存在する必要があります。自ら人との接触を避け、孤立した状態に陥ると、貴重な機会を逃すことになります。

嫌な相手であっても、そこから学べることはたくさんあります。嫌な人と仲良くしなさいとまでは言いませんが、縁を切らないようにすることは、基本中の基本なのです。

「人づきあいが苦手」そう意識している方は、スピリチュアルカウンセリングで指導霊に相談してはいかがでしょうか。きっと良い解決の糸口を教えてもらえますよ。
詳しくはホームページをご覧ください。

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