私たちの本来の居場所はどこなのだろうかと考えたことはありますか。
輪廻転生という言葉を聞いたことはあるけれども、魂は霊界と地球を行ったり来たりしているらしい。では、魂はどちらにいるのが本当なのだろうかと。
結論を先に申し上げますと、私たちの本体である魂の本拠地は霊界です。
ではなぜ、魂の本拠地が霊界なのかを説明します。
人の平均寿命は昔と今では随分と異なります。今から100年前、大正時代の日本人の平均寿命は44歳でした。現代は食糧事情の改善と医療の発展のおかげで平均寿命は84歳です。たった100年で、40年も平均寿命が伸びたことになります。
つまり、魂の地球での滞在期間はその生まれた年代によって随分と異なることになります。昔の時代の地球に生まれた人は、その短い期間に人生の目的を達成させようとしていたのですから、ずいぶんと大変だったことでしょう。
地球での滞在期間は今と昔では違いがありますが、いったん霊界に帰った後、地球に再生するまでの期間は今も昔もあまり変わりがありません。一般的に80年くらいが多いようです。なかには、もう地球はこりごりだと考えて、地球への再生を渋っている魂もいます。しかし、再生の必要に迫られて、しかたなく100年後、120年後に再生するということも決して珍しくありません。
このように、滞在期間だけを見ても、魂は霊界にいる時間の方が長いのです。
また、地球への再生は永遠に続くわけではありません。
私たちは霊界にいても、地球にいても、魂の浄化と進歩向上を目指しています。ただ霊界は親和性の法則が強く働いているので、似たもの同士での生活になり、魂の浄化や進歩向上の速度はどうしてもゆっくりになってしまいます。
そのため、玉石混交の地球に生まれ、あらゆる軋轢(あつれき)を体験し、考え方の違いを受け入れ、魂の浄化と進歩向上をスピードアップをしようと地球に再生しています。
ただ、地球での再生が魂の進歩向上の全てではありません。地球だからこそできること、そのすべてを体験し、クリアしてしまうと、もうこれ以上地球に生まれることに意味がないという時期が必ずやってきます。
そういったレベルにまで達した魂は、もう二度と地球に再生することはありません。そしてそのあとは霊界で、さらなる魂の浄化と進歩向上を目指すのです。
このように、魂が本来いるべき場所つまり、本拠地は霊界です。魂の全期間から見ると、地球での滞在はほんのわずかな期間でしかないのです。
自分の魂は本当に浄化と進歩向上できているのだろうか?
そんな疑問を持ったときは、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に尋ねみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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