前世の記憶を話す子供

伊予柑がたわわに実りました

SNSやYouTubeなどで、過去生の記憶を持っている子供のことが時折、話題になります。そういった子供はパパとママを選んだ理由とか、過去生でこういうところに住んでいたということを親に語っています。

実は生まれる前や過去生のことを覚えていて、それを話すというのは、一部の限られた子供だけに起こることではありません。ほとんどの子供がそういった話をする可能性がとても高いのです。

ではなぜ、多くの子供はそういった話をしないのでしょうか。

それはずばり、「そもそも親が尋ねていなかった」り、「子供に尋ねるタイミングが遅かった」からなのです。

人とは「質問をしないと話をしない」というのが基本です。これは子供ばかりではなく、大人だってそうです。特に、当人にとって当たり前と感じていることほど、そういった傾向がより強くなります。

話して欲しいことは質問をしなくてはいけません。では、子供に生まれる前や過去生について話してもらいたいときは、どのように質問したら良いのでしょうか。

たとえば「○○ちゃんはどうしてママのところに生まれてきたの?」とか、「生まれる前のことをお話ししてくれる?」というように、具体的に何について話して欲しいのかをはっきりさせて、質問することが大切です。

ただしこの時、答えを誘導してしまわないように注意してください。「○○ちゃんがお空にいる時に天使様は一緒にいたの?」とか、「○○ちゃんは昔、どこの国に住んでいて、何をしていたの?」といった質問の仕方はよくありません。

「○○ちゃんがお空にいる時に天使様は一緒にいたの?」の良くない点は、魂は空にいるということや天使は存在しているという、親の概念を押しつけてしまっていることです。子供に自由に話ができるように心がけてください。

また、「○○ちゃんは昔、どこの国に住んでいて、何をしていたの?」の質問の良くない点は、輪廻転生を前提にして質問してしまっていることです。生まれ変わりという概念を知らないにも関わらず、今とは違う別の人生を子供が語ってくれたのであれば、それは傾聴に値することであり、反対に別の人生についてなにも触れないのであれば、それはそれで意味のあることなのです。

では、質問するのはいつがよいのでしょうか。

それは、子供が言葉で、意志や思いを伝えられるようになった頃がベストです。この時期から半年、一年と時間が過ぎれば過ぎるほと、だんだんと難しくなっていきます。

なぜかというと、この世に生まれる時に魂は肉体の中に入っていきます。しかし、肉体は魂がもっている記憶や能力といったものを覆い隠してしまう、鈍重なフィルターという側面があります。生まれたばかりの赤ちゃんの肉体の鈍重さは比較的少なく、肉体が成長すればするほど、鈍重さは増えていきます。

こういった理由から、まだ幼くかつ、考えをやっと伝えられるようになったときが、子供に尋ねるのに最適な時期となるのです。

これから子供が生まれるという方はぜひとも、子供がしゃべり出したら質問をしてみてください。もう子供が大きくなってしまったという方でしたら、次の子やお孫さんが生まれるまで楽しみに待ってください。思いがけない、大切な話をしてくれるかもしれませんよ。

この子とは過去生で親子だったのかしら?
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