紛争地域や貧しい国に生まれる理由

今年も共通テストの日に雪が降りました。受験生のみなさんが体調管理に気をつけて、試験で実力が発揮できますように!

日本は80年近く戦争をしていません。そして、国民が極度に貧しく、辛い思いをしているというわけでもありません。しかし世界にはテロや隣国との紛争のさなかにあって、安全が保障されていない国、飢餓や貧困に苦しんでいる国もあります。

どうせ生まれるなら、安全で豊かな国に生まれたほうが良いでしょうに、いったいどうして、危険で貧しい国に生まれる魂がいるのでしょうか。今日はこの話題について書いていきます。

理由は大きく分けて、3つあります。

まず1つ目は「因果律」です。

過去生で、人から多くの物を奪い、人をしいたげてきた。それがいかに良くないことであるかに気がつくことなく、富を得たり、権力に酔いしれていた。

今世では奪われた者の悲しみ、しいたげられた者の苦しみを味わうために、紛争地域や貧しい国をあえて選んで生まれてくる魂がいます。

2つ目の理由は「自らを試したい」からです。

魂の究極の目標は隣人愛です。安全や生存が保障されていない状態になると、人は恐怖を感じます。「死にたくない」「生きたい」という強い思いがわきあがる中、家族でもない赤の他人に手を差し伸べることができるのか、自らを試してみたいと思ってこれらの地域を選ぶ魂がいます。

または、人の生き死にがかかっている状態というのはとてもシンプルです。大きな野望を持っていて、それを実現したいと思っている者には、過酷な状況は絶好のチャンスになります。それゆえ、あえてこういった地域を選ぶ魂もいます。

3つ目の理由は「父や母を選んだから」です。

過去生で父といさかいばかりを起こしてばかりいた。今世ではどうにかして、この父と和解をしたい。

過去生で、母は自分のことを本当は愛していなかったのではないか、他の兄弟姉妹の方が大切だと思っていたのではないかという疑問をもっていた。今世で母の愛が本物なのかを確かめたいと思っている、という魂もいます。

こういった魂の場合、大切なのはその父、その母のもとに生まれることです。安全状態や経済状態は二の次になります。

紛争地域や貧しい国を選んで生まれてくる魂のうち、最も多い理由は3つめの「父や母を選んだから」です。

もし全ての魂が安全や国の経済状況を最重視するなら、世界にいる人の分布が、安全で豊かな地域だけに極端にかたよってしまいます。

生まれる国を無視できるほど、父母と子供がお互いに理解し、愛し合うということは重要なテーマなのです。

もしあなたが、父や母との間に問題を抱えているのなら、どうしたら良いかをスピリチュアルカウンセリングでご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。

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