オーブ

「人や風景を撮影したときに中空に光り輝くボールのようなものが写ってしまった」という経験はあるでしょうか。このボールを「オーブ」と呼んでいます。

では、オーブの正体は一体なんでしょうか。

その多くは空気中に浮かんでいるホコリや水蒸気の粒がカメラのフラッシュによって乱反射し、実際の粒よりも大きく写ってしまう現象がほとんどです。

しかし中には、ホコリや水蒸気といった物理的なものではない場合もあります。そう、魂です。

私にはこんな経験があります。

ある日、私の知人が郷土の踊りをみんなの前で披露してくれたことがありました。知人はおばあちゃんが縫ってくれた着物を着て踊ったのですが、残念ながらそのおばあちゃんは数年前に他界していました。

そして、いよいよ踊りが始まると、音楽に合わせて踊る知人のすぐ横をスピリットであるおばあちゃんがにこにこと一緒に踊る姿が私には見えました。「おばあちゃん、うれしそうだな」と私は感慨深く見ていました。

踊りの様子を別の人がスマホで動画撮影していました。

踊りが終わってから、スマホの動画をみんなで見たのですが、踊る知人の周りをオーブがクルクルと一緒になって回っている様子が写っていました。見ていたみんなが「これってなんだろう」「衣装に光を反射するようなものなんてないのに」「不思議だねえ」と口々に述べていました。

驚いたのは周りの人たちだけではありませんでした。実は私も驚いて動画を見ていたのです。

なぜかというと、私が踊りを直接見ると、孫と一緒に踊るおばあちゃんの姿だったのに、動画で見るとオーブとして写っていたからです。実に貴重な体験でした。

この現象は撮影していた人の波長によるものだと推察されます。

私はミディアムという性格上、おばあちゃんの波長に合わせることができるため、人の姿で見ていました。しかし、撮影していた方は、おばあちゃんの波長と完全に同じではなく、比較的近かったことから、オーブとして撮影できたのでしょう。

この時は他に撮影した人がいませんでしたが、もしいたとして、その人がおばあちゃんの波長と違うのであれば、オーブは写っていなかったのではないかと思います。

ネットでオーブについて検索すると、オーブの色によって意味があるという記事がいくつかありました。先ほどの動画のオーブはオレンジ色をしていましたが、それらの記事によると、オレンジ色のオーブは疲れやストレスがたまっている証拠なのだそうです。

いったい何を根拠にこれらの記事は書かれているのでしょうか。ネットの世界は実に玉石混交です。

オーブが写真や動画に写ってしまったからといって、うろたえる必要はありません。オーブの多くは光の反射です。まれにスピリットが写っている場合もありますが、写ってしまったこと自体に問題はありません。もちろん、お祓いも写真の廃棄も不要です。また、オーブの色で何かを判断しようという行為も意味のないことです。

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