お盆の帰省には意味があるのか

アサガオ

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もうすぐお盆ですね。
今年の夏はコロナまん延防止のため、政府や各県知事から、県をまたぐ移動の自粛要請が出ています。せっかくの夏休みなのに、がっかりしているお子さんや郷里で家族の帰りを待っているご両親など、たくさんの方がやるせない気持ちでいらっしゃることでしょう。

ところで、お盆の帰省って、意味があるのでしょうか。

今日はスピリット(他界した人)の立場からみた、お盆の帰省について、書きます。

結論を先に言いますと、スピリットとしても、都会や遠い地に出ている家族が故郷に帰ってきてくれることを楽しみにしています。

スピリットたちは日頃は霊界にいますが、お盆を中心にした前後数日は、霊界から多くのスピリットが現世界にやってきます。霊感のある人であれば、8月の中旬が特別な期間であることを認識していると思います。

霊界からきたスピリットは基本的に自由に移動することができます。懐かしいAさんのところに行きたい、Bさんのところにも行きたい。もちろんどこに行くのも自由です。しかし、よりどころになる場所というものもあります。それが、お墓であり、自分の位牌が置かれている仏壇であり、実家なのです。

ここで注意していただきたいのは、決してスピリットがお墓に縛られているという意味ではありません。むしろその逆で、こちらの世界の人が、他界した家族を思い出す場所が、お墓参りの時やお仏壇に手を合わせるときが多いから、その場所にスピリットが訪れるということなのです。

自由に行き来できるスピリットでも、自分のことを思い出してくれている人のそばに行きたいというのは誰にでもわかる人情であり、道理です。

お盆のためにお仏壇の掃除をして、お花や果物をそなえる。そして手を合わせて、自分の平安を願ってくれる、そんな実家に帰りたいのは当然のことなのです。

お盆休みに帰ってくる家族を心待ちにして、実家で笑顔で迎えるスピリットたちを何人も見たことがあります。お盆の帰省は、実家の家族だけでなく、霊界に旅立ったスピリット、みんなが喜んでくれる大切な行事なのです。

来年はコロナも落ち着いて、お盆に帰省することができるといいですね。

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