今日は霊界の各界には、厳然たる格差が存在しているということについて書きます。
以前、このブログ内の「霊界は現世界とそっくり」でお伝えした通り、霊界の街並みや暮らしぶりは界によって随分と異なります。
道路の幅や区画、公園や街路樹といった街の作り、そしてそこに建っている建物の種類や大きさは霊格を基準に明確に区別されています。
霊格が高いスピリットたちが住む界は、道路の幅はゆったりとして、まっすぐで、街路樹も植えられています。噴水のある広場や大きな公園があります。街の作りは碁盤の目のように整然としていて、戸建てが多く、邸宅と呼べるような立派で広い家も多く並んでいます。
一方、標準的な霊格のスピリットたちが住む界の道は整然としておらず、袋小路や行き止まりも多くあります。また道幅が狭いため、街路樹も植えられていません。広場や公園がないことも多く、家は集合住宅がほとんどです。さらに部屋の数も少なく、狭い作りになっています。
私たちが住む現世界は格差社会です。しかし、霊界はもっとはっきりとした、例外のない格差社会です。
では、霊界にいるスピリットたちは、格差について不満を持っているかというと、そうでもありません。
現世界では、高級住宅街と庶民的な街並みが隣接していることはよくあります。また、庶民が高級住宅街に入ることを拒まれるということもありません。そのため、豊かな人の暮らしぶりを目の当たりにして、いらだちや虚しさを感じることになります。
一方、霊界では、「霊界の界と界のあいだ」でもお伝えした通り、自分が住む界以外を見ることも知ることもできません。自分が住んでいる界がすべてなのです。
その結果、自分の界と異なる境遇を知る由もなく、嫉妬心が全く起こりません。
これはある面、幸せなことではありますが、上には上がある、もっと霊格が高くなるように頑張るぞ、という原動力や情熱を持つことができないということにもなります。
霊界は親和性の法則が強く働くからこそ、気づきのチャンスが少なく、魂の浄化の速度はゆっくりになってしまうのです。
自分の魂はちゃんと向上できているのだろうか
そんな疑問お持ちでしたら、スピリチュアルカウンセリングでご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
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