霊界は雲の上のような、まるで実態のないところだと思っている方が多いようです。今日は霊界の街並みに焦点を当てて、本当の霊界の姿をお伝えしようと思います。
まず最初にお伝えしたいことは、霊界にも建物があるということです。
建物にはみんなが使う公共の建物もあれば、スピリットが専有して使っているものもあります。
公共の建物として代表的なのは、霊的真理を学ぶための施設です。
この建物の外観は宗教施設のようなきらびやかさや荘厳さはありません。しかし他の建物とは明らかに違った形状をしているので、一目で真理を学ぶための建物だとわかります。
内装は木材を多用した落ち着いた作りになっていることが多く、部屋はすり鉢状の階段になっていて、真ん中の一番低いところに話者が立って話をし、聞いている者たちは階段に直接腰掛けて耳を傾けます。
真理を学ぶための施設は霊界のほとんどの界にあるのですが、低い界にはありません。なぜなら、そこに住むスピリットたちは真理とか霊的成長に興味がないからです。
次は専有して使っている建物の代表格、住まいを見てみましょう。
住まいには木造、石造り、レンガ造りがあります。しかし、同じ界に違った建材が混在することはありません。ある界には木造の家が立ち並び、また別の界には石造りの家だけが並んでいます。建物の材料として何を使うかは、その界に住むスピリットたちの文化や趣向性が反映されているようです。
また住まいには集合住宅と一戸建てがあります。木造の集合住宅はアパートのような感じではなく、一つの建物を上の階と下の階、さらには壁で左右に仕切って何人かで住む長屋スタイルが最も多く見かけます。石造りの集合住宅は、ヨーロッパの歴史の古い街でよく見る集合住宅にそっくりです。木造、石造り、レンガ造り、いずれも外観は総じて古ぼけた感じがします。
一戸建ては小さな庭があるこじんまりとしたものから、大邸宅まであります。
集合住宅と一戸建ての分布は界によって異なります。ある界には集合住宅しかなく、ある界には集合住宅と一戸建ての両方があり、そしてある界には一戸建てしかありません。これは界の階層と一致していて、集合住宅だけの界は比較的低く、一戸建てだけの界は高い階層です。
ちなみに一戸建てしかない界の場合は、小さな一戸建てが集まっている地域と、邸宅がある地域が分かれています。
次に家の中を見てみましょう。
家の中にはテーブルやイスがあります。スピリットはイスに座って本を読んだり、テーブルで書き物をします。クローゼットもあり、中には衣服が収納されています。そしてベッドもあります。霊界は夜になることはありませんが、疲れを感じたらそれぞれの判断でベッドに横たわって、休息をとります。
家具の大きさや質は界の階層によって異なります。比較的低い界の部屋は狭く、家具はコンパクトなのに対し、高い界の場合は部屋が広く、家具もゆったりした作りになっていて、質もより高いものになっています。
大邸宅には、その界のリーダー達が住んでいます。内装は豪華なのですが、フランスの王室のようなきらびやかさではなく、天皇の執務室のようなシンプルだけれども、最高の材質、最高の技術で作られているという感じです。
次は公園についてです。
公園は界によって、極端な差があります。集合住宅ばかりの界には公園がありません。人々を楽しませるような街路樹や遊歩道さえありません。道路と建物しかなく、とても密集しています。
集合住宅と一戸建てが共存している界には公園があります。公園には木や花があり、遊歩道もあります。また多くの場合、街の中央部にヨーロッパでよく見かけるような広場があり、噴水があることもあります。
一戸建てだけの界の公園はさらに広く立派です。東京の代々木公園のような大きな自然公園があります。道路の幅もゆったりしていて、街路樹が植えてあり、街全体が閑静で上品な感じがします。
さて、いかがだったでしょうか。
公共施設、住まい、そして街の作りも私たちが住む現世界と本当にそっくりだということがお分かりいただけたと思います。
あるべき姿かどうかは別として、現世界の基準に「お金」があります。現世界では、あまりお金に余裕がない人たちは密集した地域で小さな部屋に住んでいます。お金に潤沢な人たちは閑静な地域でゆったりと住んでいます。
一方、霊界の基準は「霊格」です。「お金」と「霊格」という基準が入れ替わっただけで、私たちの世界とほとんど同じなのです。
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私は先生のブログのおかげで心の平穏を取り戻しました者です。
本当にありがとうございました。
いきなり不躾な質問を申し訳ございません。肉や魚はやはりお供えしてはいけないですか。
いつもお茶とごはんとお菓子ばかりで味気なく感じてないかな?と思う日々です。
ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
生前お好きだったものをお供えしていただいて結構です。お酒や肉魚類、なんでも大丈夫です。
また、ただ供えるのではなく「届きますように」とか、「楽しんでください」と気持ちを添えてください。
ご回答ありがとうございます。
翌朝の6時に返信をいただいておりましたのに、返信の見方に今まで気づかず、お礼の言葉が遅くなり、申し訳ございませんでした。
終末期、食べたいものを食べさせてあげられなかった事、ずっと悔やんでおりました。
今まで風習に気を取られ本人の好物をあげられないでいましたが、思い切って大好きだった「お寿司」をお供えしてみようと思います。
あと数ヶ月したら母が亡くなって1年半になります。
その際は是非とも母の声を聞かせていただきたく思います。
どうか先生もお体をお大事になさってください。
本当にありがとうございました。