除霊にお経は効果があるか

クリ

今日は「憑依をされた時にお経って、効果がありますか」という質問をいただきましたので、それに答える形でブログを書きます。結論を先に申し上げますと、もちろん「効果はあります」。

ではなぜ、憑依に対して、お経に効果があるのかを
・憑依はよくあること
・なぜ憑依されるのか
・憑依を外すにはどうしたら良いのか
・お経と憑依の関係
という順番でお伝えしたいと思います。

まず最初に「憑依はよくあること」について。

憑依と聞くとおどろおどろしくて、とても怖いものと感じる方も多いと思います。しかし、憑依は案外よくあることなのです。普通の生活をしている方、特に霊感体質でない方でも年に2〜3回は憑依されてしまいます。

では「なぜ憑依されてしまうのでしょうか」

それは、人がネガティブな感情や後ろ向きな気持ちになっている時は、波長がいつもより低くなってしまいます。そうするとオーラの出方も弱まり、その波長を好ましいと感じる低級霊を呼び寄せてしまうことになるからです。

もう少し詳しく説明します。
ネガティブな感情や後ろ向きな気持ちとは、失敗してしまった、物事がうまく進まない、結果が出せなかったという時に努力は報われない、どうせ自分なんてという思いに駆られている時や将来に明るさを見出すことができない、ふさぎ込んでしまうような気持ちの時です。こういった気持ちに襲われることは、年に数回、本当によくあることだと思います。

感情とオーラの出方は完全に一致しますので、こういった気持ちの状態のときはオーラの出方が弱くなってしまいます。

オーラにはいろいろな役割があるのですが、低級なもの、自分にとって不利益になるものを寄せつけないというバリヤーのような役割もあります。オーラがしっかりと出ている時は、こういったよくないものを弾いてしまうのですが、オーラの出方が弱いと、弾くことができなくなってしまうのです。これは体調と免疫機能、細菌との関係に似ているといえるでしょう。

そして意外と思われるかもしれませんが、憑依しているスピリット側は自分が憑依をしていることを知らないことがほとんどです。憑依しているスピリットは、そこが居心地が良いからなんとなくいるだけなのです。

これはどういうことかというと、まずスピリットは現世界の人たちを認識できることはまずありません。これは、私たちがスピリットの姿を見ることができないのと同じ理屈です。

では、「憑依を外すにはどうしたら良いのでしょうか」
それはずばり、憑依しているスピリットにとっての居心地を悪くすれば良いのです。

ネガティブな感情にスピリットが居心地の良さを感じているのですから、ネガティブな感情から抜け出してしまえば良いのです。具体的には、大好きな音楽を聞く、友人と楽しいひとときを持つ、元気をくれそうな本を読む、映画を見る、なんでも良いのです。どんよりとした気持ちから、一刻も早く離れ、別の感情になれば良いのです。

感情が変わるということは、波長が変わるということ。憑依しいているスピリットにとって、波長が変わってしまうと、そこは急に居心地の悪いところになります。そうすれば、スピリットの方が自ら離れていってくれるのです。

人は年に何回か憑依をされますが、なんの問題も起きないのは、人の感情が一定ではないからです。気持ちが移り変わることで、波長が安定せず、いつの間にか憑依が解けてしまうのです。

では最後に「お経と憑依の関係」について説明します。

お経を誰かに唱えてもらったり、自ら唱えると、身が引き締まるような崇高な気持ちになると思います。これも感情の変化です。感情が変化すれば、波長が変わりますので、憑依していたスピリットにとって、居心地の悪いものになります。

お経って、自分の宗派であればまだ何をいっているのかがなんとなくわかると思いますが、宗派が変わればほぼ何をいっているのかわからないと思います。ましてや、憑依しているスピリットが仏教徒でなかったり、日本語を理解していなかったらなおさらでしょう。

除霊にお経が有効なのは、お経の文言に不思議な力があるからではありません。お経を受け取った人による感情の変化が最大の理由なのです。

「憑依されてしまって困ることが多い」という方は、生き方に問題があるのかもしれません。
スピリチュアルカウンセリングで、憑依体質を改善してはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。

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