夜に見る夢、朝に見る夢

人は眠りについたあと、夢を見ます。ところでみなさんは、こんな夢を見たことはありますか?
・他界した家族と話をした
・アドバイスをもらった
・将来を示唆するような内容だった
というように、ただの夢と割り切っていいものかどうか判断に迷う夢です。

今日は夢で見た内容がスピリットと会った事実やメッセージ性があるものなのか、それとも、ただの夢なのかを判断する方法のうち、1つをご紹介します。

さて、このブログで以前書いたことがありますが、人は眠りについたあと、霊界を訪れ、指導霊と今日あったことの報告と善後策について話し合いをします。そしてときには、スピリットドクターに心と身体の不調を治してもらったり、またときには他界した家族と会ったり、霊界の街並みを散策したりしています。

でもこういった体験を毎晩しているわりには、霊界での出来事を全然覚えていませんよね。

実はこのことが、夢が真実なのかどうか判断するポイントになっているのです。
では詳しく説明します。

人は眠りについたあと、夢を見ているレム睡眠と、夢を見ないノンレム睡眠を繰り返します。ある研究報告によりますと、一晩で4回くらいのレム睡眠をしている、つまり夢を4回見ているのだそうです。

人が霊界を訪れるのは、眠りに落ちたあとの2時間後、つまり最初のレム睡眠の時がほとんどで、まれに2回目のレム睡眠のときなのです。この時に見ている内容が指導霊や他界した家族との対話や霊界での体験なのです。

霊界を訪れた直後に、なんらかの事情で目が覚めて、「夢を見てた」と思ったのであれば、これがまさに霊界での体験ということになります。

しかしここにはハードルが2つ存在します。

ハードルの1つ目
魂は肉体から離れ、魂だけの状態で霊界を訪れるのですが、魂が体験している出来事を脳は現実的論理性にもとづいて、勝手に書き換えを行なってしまうのです(繰り返し見る夢を参照ください)。そして、正確ではない、変な夢にしてしまうのです。

ハードルの2つ目
睡眠中に脳は、記憶の定着と消去を行ないます。脳が必要と判断したものは忘れてしまわないように記憶の定着をします。それに対して、不要と判断したものは捨ててしまうのです。
霊界での出来事を書き換え、変な夢にしてしまい、覚えていても意味がないものと判断して消去してしまうのです。

これが、霊界での出来事を私たちが全く覚えていないメカニズムです。

一方、覚えている夢というのは、夢を見たあと、少しずつ眠りが浅くなり、自然な形で目が覚めた時のものです。つまり一番最後の4回目のレム睡眠の夢なのです。

4回目のレム睡眠の夢は霊界での体験ではなく、脳が好き勝手に働いた結果であり、日頃いだいている願望の映像化でもあります。もちろん、メッセージ性もありません。

ではまとめます。
霊界での体験、スピリットとの対話、メッセージ性のある夢は眠りに落ちて1回目、または2回目に見る夢のこと。そして、明け方に見る夢はほぼただの夢ということになります。

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