時間は大切

時間は大切 | カレスティア

さつまいもを掘りました


「スピリチュアリズム入門」もいよいよ大詰めになってまいりました。

これから数回に分けて、魂の浄化のために、どのようなことに気をつけたらよいか、個別のケースは避けて、なるべく多くの人たちに該当する普遍的な事を中心に解説していこうと思います。

今日はそれに先立って、まず私たちがいつも心に留めておかなくてはいけないことについて書きます。それは、「人生は思っているよりもずっと短い」ということです。

すでに解説した通り、魂に死はありません。しかし、現世で与えられた時間はとても短く、せいぜい70〜80年ほどしかありません。病気や事故といった不測の事態が発生すれば、さらに短くなってしまいます。

その限られた時間の中で、私たちは「浄化の課題」「願望」ときには「大志」を実現しようとしているのですから、「漫然(まんぜん)と生きていている」ほどの猶予(ゆうよ)はないのです。

特に働き盛りの世代の人たちは注意が必要です。

月曜から金曜日まで、夜遅くまで働きづめに働いて、精魂尽き果て、週末は遅くまで寝て、家でゴロゴロ。月曜日になったら、眠い目をこすって、体に鞭を打って出社。
一昔前はこんな生き方を美徳としていた時代もありました。

でも冷静になって考えてみてください。

家族とどのように向き合っていますか。
食事と睡眠といった効率を求めていて、大切な家族との対話を最小限に抑えていませんか。
面倒なことを誰かに押しつけて逃げていませんか。
土日のせっかくのお休みを肉体の休養のためにだけに費やしていませんか。

流されて生きていると、学校を卒業してから定年までの大切な数十年間を「漫然と生きる」ことになりかねません。そして、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと気がついた時には、残された時間があとわずかしかないとを知って、愕然とするかもしれません。

終末医療に関わるある看護婦さんの手記に、とても印象的な言葉がありました。それは
「人は何かをしたことを後悔するよりも、何もしなかったことを後悔する人の方が多い」というものです。

時間は大切です。

私たちは熱い想いを持って現世界に来ました。そして、現世界で生きている間にやりたいこと、したいことがあるのだということ。そのためには、漫然と生きているほど時間はないということをいつも、心の片隅に置いておいたほうがいいと思うのです。

自分は何をしたいと思って生まれて来たんだろうか?
そう思った時は、スピリチュアルカウンセリングで、あなたといつも共にいる指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。

お読みの「スピリチュアリズム講座 入門編」は連載記事です。
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ぜひ続けてお読みください。

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