この世に正義と平等を求めてはいけない

多くの方が正義と平等が実現している社会を望んでいると思います。

正義とは正しくは何を指しているかはまた別の機会で述べさせていただくとして、ひとまずはみなさんが考える正義は「不正を行わない」とか「強気をくじき、弱気を助け」というようなものだと思います。

また平等とは性別や年齢、国籍といったもので判断をせずに、努力したことや実績を正しく判断し、相応に報われる、ということではないでしょうか。

しかしとても残念なことですが、地球には正義と平等は存在していません。

渋谷サロンの近くには東京でも有名な高級住宅街である代官山というところがあります。ここでは、普通ではまず見かけないような高級車が走り、言葉も出ないような価格の低層マンションがあります。

この街に住んでいる人たちはとても若く、30代、40代がほとんどです。この年齢で大金を手に入れられるということは、きっとIT企業の経営者やベンチャーの成功者たちなのでしょう。

「経営者だけが豊かになるのではなく、社員たちの給料を少しでもアップして、富の分配をしてあげなよ」とも思うのですが、それは意味のないことです。日本の高額納税者には低価格を売りにしたファストファッションの社長もいますが、そこで働く人たちは低賃金でも有名です。

自分(経営者)を支えてくれる人たちにさえ、富を与えることなく、自分だけが恩恵を受ける、それが地球なのです。

もしあなたが、政治家を志しているのというのであれば話は別ですが、一般の方が社会に不満を持ち、それを変えたいと思っているとしたら、それはやめた方が良いです。

地球の歴史は正義と平等が一度も成立したことがない社会の繰り返しです。

貴族の圧政にあえいだ民衆が起こしたフランス革命も、貴族が支配する社会の改革を訴えたレーニンもその後はどうなっているでしょうか。施政者が変わっただけで、富と権力はいまだに一部に集中したままです。本質は何も変っていません。

地球に生きる人々は自己中心的で、相手を思いやる気持ちに欠けています。そういった人が地球に再生しているのです。そして、地球には正義と平等は永遠に実現しません。これは霊的な構造なのです。

さて、ここからが本題です。

しかしだからといって「自分に正義と平等がなくて良い」ということにはなりません。

大切なのは他人や社会に対して、正義と平等を求めるのではなく、「他人はどうであれ、自分自身が正義と平等を旨とした生き方をする」ことが重要なのです。

正義と平等の実践が本当にできるようになれば、地球に再生する必要はもうありません。きっと地球以外の惑星を選ぶことになるでしょう。そのときはじめて、不正義と不平等から解放されるのです。

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