「もう誰も住まなくなった実家をとり壊して、土地を売りたいと思っています。しかし、敷地にお稲荷様がまつってあって、どうしたらよいのか困っています。」という相談を受けることがあります。
もちろん、指導霊からは、その家の事情にそった具体的で、的確なアドバイスがもらえます。
しかし、たくさんの相談を通して私が持つ印象は「まつってあるものを壊すのは一筋縄ではいかないな」というものです。
なぜかというと「神主や僧侶などを招いて、魂抜きをしてもらえば良い」というような簡単なことではないからです。
お稲荷様などを壊すときに一番厄介なのは、まつっている対象ではなく、そこにいる低級霊なのです。低級霊に納得してもらい、敬意をもって立ち去ってもらうことが大切で、それを怠ると、低級霊が嫌がらせをしてくるのです。
それにしてもなぜ、お稲荷様やお宮に低級霊がいるのでしょうか。
それは、お供えをしたり、手を合わせて祈ることが、あがめられたい、うやまわれたいといった気持ちを抱いている低級霊を呼び寄せてしまうからなのです。
人はあくまでもお稲荷様に手を合わせているのですが、そういった家人の前に偉そうにふんぞりかえって、満悦な表情をしている低級霊の姿を見たことがあります。
低級霊というと、なんとも恐ろしそうに聞こえてしまうかもしれませんが、実はただのスピリットでしかありません。呪ったり、末代までたたるような凄まじいパワーがあるわけではありません。しかし、世俗の欲にまみれたスピリットではありますので、くだらない嫌がらせをするのも事実です。
すでにまつられてしまっているものを取り壊すときには、用心を重ねて、まつっている対象とそこにいるであろう低級霊にも配慮して慎重に行うべきです。
もし、これからお宮や神棚など、崇拝の対象となるものを設置しようとしているのだったら、決して安易な気持ちではなく、子や孫たちにも負担をかけることがなかいかを熟考した上で、まつるべきでしょう。
土地の造成や新築、取り壊しで気になることがありますか?
そういったときは、スピリチュアルカウンセリングにて、お客様の指導霊からのアドバイスを聞いてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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