家族や先祖と似ているのはなぜ


このブログでもたびたび、わたしたちの本体は魂であり、肉体は乗り物だということを書いてきました。

しかしふと、こういう疑問を持ったことはありませんか。
「自分は祖父と容姿だけでなく、物の言い方が似ていると言われるのはなぜだろう」
「母と妹は性格がそっくり」
というようにです。

今日はなぜ、家族や先祖の中にそっくりな人がいるのか、その理由について書きます。

容姿というものはもちろん、先祖から受け継いできたものです。顔の輪郭が似ているとか、立ち姿がそっくりといったようなことです。これは、肉体の中に脈々と受け継いできたDNAが、ある人とその先祖を似たもの同士にしているのです。

では性格はどうなのでしょうか。

性格は、過去生での生き方のクセ、それも何度も繰り返してきた特徴的で固有の考え方がその人の性格を形成しています。ですから性格は、ひとりひとりのものであって、両親や祖父母からひきついできているものではありません。

でもなぜ、怒りっぽい性格や物の言い方が先祖や親の誰かと似ていることがあるのでしょうか。

この理由はとても簡単です。
人はこの世に生まれるときに、霊界で両親を選びます。誰彼構わず選ぶのではなく、過去生で縁があった人たちの中から選ぶのが一般的です。ということは、両親とは過去生でも家族であった可能性がとても高いことになります。

人の生き方のクセや考え方は、家族の中で形成されることがよくあります。たとえば、なんでも結論を急ぐ短気な性格の父を持つ子は、その様子を日々無意識に思考の中に刷り込んでいます。それゆえ父と同じように、すぐ結論が欲しがる短気な人になりがちです。

父も両親を選んできました。同じように過去生で家族であった人の中から選んでいる可能性が高くなります。そうするとまた同じように、父の性格形成に影響を与えた家族をその両親として選んでいる可能性が高いのです。

こういった繰り返しが、自分と祖父の性格が似ている、母と妹の考え方が似ているということになるのです。

性格についてはやはり、似ているだけで、全く同じではありません。ひとりひとりに起きる出来事は別であり、出来事にどのように向き合ってきたかもまた別なのです。よって、性格はその人固有のものであると言えるのです。

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