恩返しで妻(夫)になる

ハイビスカス

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この世に生まれるときに誰をパートナーにするかをあらかじめ霊界で決めている方がたくさんいます。相手を決めているということはすなわち、相手の方と過去生において、何らかの関係があったという意味でもあります。

今日はパートナーとなる理由に「恩返し」を目的としているケースについて書きます。

しかし、恩返しで夫婦になるカップルというのは少数派です。とはいえ、一定数存在しているのも事実です。

スピリチュアルカウンセリング にお越しいただいたお客様の中で、実際にあったケースですと
・大ケガをして身動きが取れなくなっていたところを助けてくれた
・貧困を極め、食べ物にも窮しているときに経済的に援助してくれた
・土砂崩れにあい、埋もれているところを救出してくれた
などがありました。

恩の内容は様々でしたが、振り返ってみると、共通している点が3つありました。

まず1つめ、「生死を極めるほどの困難から救ってもらった」

私たちは生きく上で何度も、たくさんの人に助けてもらいます。ただし「生死を極めるほどの困難」から救ってもらうということは、そう滅多にあることではありません。
そういったことからいっても、まさに大恩といえるでしょう。

2つめ。「恩を返すことができなかった」

これだけの恩を受けたら、どのような形であっても、恩返しをするのが一般的だと思います。
しかし、恩返しの目的でパートナーを決めた方には、その場で別れてしまったきり、二度と会えなかったなどの理由で、恩が返せなかったという共通点がありました。

そして最後の3つ目の共通点は、霊界の考えと私たちの考え方の違いを感じるものです。それは、「恩を返す必要はないと言われのに、あえて恩返しを望んだ」ということ。

再生の計画のときに「あの時の恩がいまだに返せていないから、次の再生の時に妻(夫)になって恩を返したい」という計画をたてました。しかし、指導霊や周りのスピリットから「恩を返す必要はない」と説得を何度も受けていたのです。

霊的真理からいうと「恩は貸し借りではない」ということなのだそうです。
別の言い方をすると恩を受けた方は「心から感謝する」ことで十分。そして恩をかけた方は「見返りを希望しない」。これが霊的真理なのだそうです。

その点から言っても、「恩返しのために妻(夫)になることはナンセンスだし、そういったことよりも、課題がある相手をパートナーに選んで、魂の進歩向上を目指すべきだ。」と、指導霊から勧められたのです。

しかし、そういったアドバイスにも耳を傾けることなく、ひたすら「恩に報いたい」という一念で妻(夫)となる約束をして、夫婦になりました。
「恩返し」で夫婦になるというのは、恩を受けた方の「恩を返したい」という願望だったのです。

どうしてこの人と夫婦になったのだろう?
そう思った時は、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊から再生の計画を尋ねてみてはいかがでしょうか。パートナーとの方との思わぬ関係がわかるかもしれません。
詳しくはホームページをご覧ください。



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