今はまさにお盆ですね。 仏教徒でしたら、お寺の方が自宅の仏壇にお経を唱えに来てくださるというお宅も多いかと思います。今日はスピリットにとって、お経はどのような意味を持つのかについて書きます。
お盆に限らず、お葬式や法事にはお経はつきものです。ところで、みなさんはお坊さんが唱えているお経、何を言っているのかわかりますか。
お経って、日本語のようなそうではないような、何を言っているのかよくわからないと思います。音声で聞いてもよくわからないからと、お経を読んでみても、漢字ばかりの漢文で、現代の私たちにはその内容を理解するのは難しく感じます。
では私たちにとって理解ができないお経ですが、スピリットはその内容を理解できているのでしょうか。
実はスピリットも全く理解できていません。
「じゃあなんのためにお経をあげてもらっているの」と思わず言いたくなると思います。お経をあげているお坊さんとしては「他界された方のために」と思って、お経をあげているのかもしれませんが、受け取るスピリットはそうではありません。
スピリットの気持ちとしては、「私のためにみんなが集まってくれて、ありがとう。そして手を合わせて、私の成仏を願ってくれてうれしい。」と思っています。これ以上でも、これ以下でもありません。
人は他界してスピリットになったとしても、生前となにも変わりません。生きているうちに理解できなかったことを他界したからといって、分かるようにはならないのです。
「それじゃあ、お経なんて意味なんてないよね」と思うかもしれませんけれども、実はそうでもないのです。スピリットは純粋に「私のためにしてくれて、ありがとう」と思っているのです。そういった面から見ると、熱心な信者だったスピリット以外は、故人を偲(しの)ぶ会を催して、思い出話を語り合ったり、お世話になったお礼の気持ちを伝えるのも良いかもしれません。
そのようなわけで、お盆でのお経が長く感じても、「早く終わらないかなあ」と考えるのではなく、読経の間は、故人の安寧を心から願ってください。お経よりもご家族のスピリットに対する気持ちの方が大切なのですから。
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詳しくはホームページをご覧ください。
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